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【随時更新】小説中毒が厳選した最高に面白い小説1~100冊目
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小説中毒が厳選した最高に面白い小説(101~110冊目)

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どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。

日々読書に明け暮れ、面白い本を探すことに人生を注ぎ続けている私。そんな生粋の読書中毒である私が「これは最高だろ」と言える作品を集めた記事の第2弾である。

小説というのは、読んでみなければ面白いかどうか分からない。そして、読み終えるのには大体3時間ぐらいは取られてしまう。かなり効率が悪い。それだけの時間をかけて読んでみて「なんじゃこの糞小説は?!」となったら、目も当てられない。

 

皆様が少しでも効率よく、面白い小説にアクセスできるようお手伝いできれば幸いである。

 

では行ってみよう。

 

※第1弾はこちら

 

 

101 いつか、虹の向こうに 著:伊岡瞬

 

尾木遼平、46歳、元刑事。ある事件がきっかけで職も妻も失ってしまった彼は、売りに出している家で、3人の居候と奇妙な同居生活を送っている。そんな彼のところに、家出中の少女が新たな居候として転がり込んできた。彼女は、皆を和ます陽気さと厄介ごとを併せて持ち込んでくれたのだった…。優しくも悲しき負け犬たちが起こす、ひとつの奇蹟。第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞、W受賞作。 

 

抜群の筆力とリーダビリティで、ぐいぐい読ませる優秀ミステリー。デビュー作でこれって…伊岡瞬は優秀すぎる。みんなもっと伊岡瞬を絶賛しろ。

プロットは強固だし、会話は小気味よいし、ハラハラ・ドキドキは盛り込んであるしで、これさえあればいいっていうのが揃ってる。小説界のイオンみたいな作品。

けっこうキツイ描写で重い所もあるけれど、全体的にどこかオフビートで、思わずふっと吹き出してしまう瞬間がある。

 

 

102 なかよし小鳩組 著:荻原浩

 

 

倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが―。気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。


荻原浩の真骨頂である笑いに特化した作品。

主人子は普通のオッサン。我々となんら変わりない一般人である。そんな彼が奮闘している姿は、温かい笑いと涙を誘う。これはなかなか素敵な読書体験なるはずだ。

それにしても、やっぱりこの人上手いわ。読者の心のツボを突くのが上手い。

 

疲れた身体と心によく効く、栄養剤のような作品です。

 

 

個別紹介記事⇒荻原浩の『なかよし小鳩組』は笑いと感動を両立させた稀有な作品

 

前作はこちら。荻原浩のデビュー作ということもあり、稚拙な部分は多少あるものの荻原浩の魅力は存分に発揮されているし、主人公も同じなので合わせてぜひ。