どうも。
なんだか凄い勢いを感じるバンドが現れた。こいつは跳ねそうである。
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この美女×1とフツメン×3がポルカドットスティングレイである。
どうだろうか。中心にいる彼女から溢れ出るいい女感が凄くないだろうか?なんというか押し付けがましいというか…。彼女は名前からして”雫”というしてやったりな感じの名前である。本名なのであれば申し訳ないが。
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グイグイ来ている楽曲
彼女らがブイブイ言わせている楽曲がこちらの『テレキャスター・ストライプ』だ。サムネの画像からしてとんでもないものを感じてしまう。今どきバニーガールって…。
ポルカドットスティングレイ「テレキャスター・ストライプ」MV
独特な歌い方は完全に椎名林檎に影響を受けたものと思われる。歌詞も非常に突飛で、なんとも意味が掴みきれない。詩を書いているのはボーカル&ギターの雫である。作曲はメンバー全員で行なっているそうだ。
PVを見て感じてもらいたいのだが、フツメン3人の演技はとんでもなくヘタなのに対して、雫だけやたら堂に入っている。むしろ見せたがっているフシがある。
というのも、この動画の監督は彼女自身なのである。ここが非常に珍しい。そして、それゆえにここまで引き込まれる作品に仕上がったのだろう。
見せ方を知っている
バンドの中の紅一点なんて注目せずにはいられないものだ。それが可愛ければなおさらで、紅一点というだけで美女度が50%は増す。みんなが彼女に釘付けである。
だからこそ彼女が常にメインになっているし、動画の中にあるストーリーを引っ張るのも彼女なのだ。
白シャツ⇒浴衣⇒バニーガール⇒私服⇒演奏衣装と次々と衣装を変えるその手法は完全に結婚式のお色直しである。この4分に見たない動画の中で5回も衣装を変えているのは、それだけ彼女の色んな表情を見せたいがためなのだろう。これを自分自身で演出しているのだから、相当あざといというか計算高いものを感じる。
自分を最大活用
サムネもそうだが、雫は右側からの角度にかなり自信を持っているようだ。掌の上で踊らされているような気がして嫌なのだが、それでもあの2:10辺りのバニーガールでにゃんにゃんするやつには…、なんというか、その…。あれだ、萌えずにはいられない。非常に悔しいが…。
なんだこれは。完全に仕留めに行ってるだろ。恐ろしい女である。
この角度がかなりお好きなようで、動画の最中ほとんどのショットが右からとなっている。やはり自分の見せ方を分かっているのだ。こういう能力は女性ならではのものなのだろうか?
大体にして、彼女だってちょっと引いて見ると阿部サダヲみたいになる。
阿部サダヲを美女だと思ったことがあるだろうか。私は少なくともない。これが彼女たちのプロデュース力がなせるわざなのである。素晴らしいことだ。
考えてみれば女性というのは自分を良く見せることに長けている。化粧もそうだし仕草ひとつとってもそうだ。何も考えずにエロいことばっかり夢想して日々を過ごしている男とは根本からして違うのだ。
女性が自分を魅力的に見せようとすれば、これだけの破壊力を持った作品に仕上がるといういい例になっただろう。
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じゃあ楽曲は…?
私はあまり演奏の技術的なことは言えない人間なので、楽曲の特徴などを攻めてみたいと思う。
動画の説明文ではハイカラロックなどと書かれているが、正直意味が分からないので参考にならない。
なので聴いたまんまで感想を述べよう。
デビュー曲であるこちらもそうなのだが、弦楽器を3本並べているバンドだがそんなにギャンギャン鳴らす感じではないようだ。あくまでも弦の音色そのままを重ねていい意味で軽い音になっている。
それにしても、最初のPVからして雫のいい女感が凄い…。
サビに入ってもそこまで「ここがサビですぞ!」という主張はしない。全員で一拍子止めることでサビとそれ以前にメリハリを付けている。どうやらこの技法がかなりお気に召しているようで、『テレキャスター・ストライプ』ではかなり多用されている。楽曲にある独特なノリや中毒性はここから生まれているようだ。
今のご時世は踊れない音楽は音楽と認められていない。聴く人にわかりやすいリズムを与えることは非常に重要なのだ。
よくよく聴いてみると歌詞もリズムを付けるためにこの独特な歌詞になっているのだと分かる。
嗚呼〆テレキャスター・ストライプ
押し寄せる波に
1・2・3・
フォーリンラブウィズユー
テレキャスター・ストライプ
そんな音楽はいらない
嗚呼〆テレキャスター・ストライプ
ぶちまける憂 wanna Fly
嗚呼〆ダーリン ステイアウェイ
フロムミー
テレキャスター・ストライプ
そんな音楽はいらないよ
全く意味が分からない。大体にして『テレキャスター・ストライプ』って何だ。ギターをぶら下げている肩紐のことじゃないのか?
快進撃は続くのか
とまあ意味が分からないところもありつつ、それでも魅せる見せ方を知る彼女たちポルカドットスティングレイの快進撃はまだまだ続きそうである。
特異な楽曲と相まって、その魅惑のPVで虜になる非モテ男子はこれからも増殖することだろう。
今後の活躍に期待するとしようじゃないか。
以上。
2016/7/12追記。
まさかのご本人からコメントを頂きました。
https://twitter.com/HZshizuku/status/752775646321971200
何故か知らんが汗出た。別に悪いことしてないはずだが。
続編記事はこちら→
もういっちょ→