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ブログ相談で見えた新人ブロガーが陥りがちな6つのダメパターン

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どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。

 

少し前から偉そうな無料サービスを始めている。

それが「ブログ記事の感想を書く」というもの。

 

新人ブロガーにありがちなのだが、記事を書いても書いても誰からも反応がなく、承認欲求が悲鳴を上げてしまう人がいる。ブロガーとしての自分の価値を見失いがち。それが新人ブロガー。

そんな迷える子羊たちに、少しでも安らぎを与えたいと考えた天使のような私(見た目はただのオッサン)。誰からも読まれないであろう記事を読み、さらには1000文字ぐらいの感想、または希望されたらアドバイスも追加で送らせてもらった。

これがなかなか好評だった。

感想を送った方々は、どうやら私と違って常識人だったようで、社交辞令なのか本心なのかまったく区別がつかない素晴らしいお礼の言葉をたくさんくれた。承認欲求をあげようと思っていたら、私が満たされるという不可思議な現象が起きたのだった。おしまい。

 

 

新人ブロガーが陥りがちなダメパターンを紹介

 

と、ここまでは余談である。冒頭から余談を初めてしまう私を許してほしい。許さなくてもいいから、そのまま読み進めてほしい。このあとも余談レベルの内容しかないから、存分に時間を無駄にしてくれ。

 

さて、そんな新人ブロガー応援サービスを展開してきたわけだが、何人ものブログ記事を読むうちに、ある程度の傾向が見えてきた。

あまり偉そうなことは書きたくないのだが、まあはっきり言うと「新人ブロガーが陥るダメなパターン」である。私も大したブロガーじゃないので、申し訳ない。おっさんになったせいか、こういう上から目線の説教記事がスラスラ書けるようになってしまった。着々と老害へ進化中である。

 

だが、せっかく得た知見なので、多くの皆さんと共有したいと思った次第だ。参考にしてほしい。

 

 

①すぐに話しかけちゃう

 

これは本当に多い。

自信がないからなのんか、やたらと読者に話しかけてしまう。

 

例えば悪名高き「いかがでしたか?」である。

この言葉が出てきた瞬間に、その記事にもブログにも興味がなくなり、SNSで「いかがでしたがいたぞー!」と瞬く間に拡散される…というのはさすがに言いすぎだが、いらん言葉である。

 

他にも、商品を紹介するときなどに「僕がこの商品を出会ったキッカケは二年前の夏で…」みたいな馴れ初めである。これもいらない。必要なときもあるかもしれないが、読者にはまあ興味がない情報である。

 

他にもパッと思いつくところだと…

 

 

「皆さんもそう思いますよね?」

 

「皆さんの言いたいことは分かります」

 

なにか文章を書いたあとに()で言い訳みたいなこと

例:この商品が一番ですね!(ただ人それぞれではありますけど…汗)

 

 

こんな感じだろうか。フレンドリーさを演出したいのであれば、話しかけるのではなく、キャラクターとか言葉遣いで表現すべきである。

現代人は暇じゃないので、できる限り余計な情報を記事から除外すべきである。自分の書きたいことではなく、相手が読みたいことを書こう。

 

※ちなみにこのブログは私の書きたいことしか書いていないので、さっぱりです。よろしくどうぞ(汗)

 

 

②答えがあると思ってる

 

ブロガー人口が増えたせいで、ブロガーを教えるブロガーもまた増えた。金脈があるととろには必ず、穴を掘る道具を売る人間が現れるものだ。

しかしながら、金の採掘と違って、ブログのやり方に正解は存在しない。たぶん、ブロガーの数だけ答えが存在すると思っている。

そうなると、穴を掘る道具を売っている人が売っているモノ。それが非常に怪しい…。

だって、答えがないのに「答えを教えよう」と言っているのだから。空気を売っているのと同じだと私には思える。

 

人によって書けるものは違う。提供できる価値が違うからだ。

であれば、自分なりに「何が書けるか?」「何を提供できるか?」だけを考えて書き続ければいい。

でも不安だったりすると、ふと助平心を起こしてしまい「答えはどこかいな?」なんて考える。

そしてあっという間に迷い込む。「ブログの答えを教えまっせ迷宮」に。

そこら中に答えだらけの迷宮である。答えを求めて迷い込んだのだから、ある意味願ったり叶ったりなのかもしれない。ぜひとも答えに囲まれた幸せな人生を歩んでほしい。ところで答えってなんですか?

 

 

もしかしたら私がヘッポコなせいで「ブログ運営に答えなんかない!」と妄言を吐いているだけで、実はあるのかもしれない。ブログ運営の答えが。もし見つかったら私だけにこっそり教えてほしい。無料で。

 

 

③まとめきれない

 

記事を書く技量が足りないせいもあるだろうし、書く情熱が溢れ出ているからなのだろう。記事のテーマがまとまりきっていないことが多々ある。

というか、書いているうちにテーマが広がってしまい、話がぼやけてしまっているのだ。

 

例えばこんな感じ。

 

記事タイトル「映画ラ・ラ・ランドの素晴らしさを伝えたい!」

ラ・ラ・ランドを観に行った。ものすごい感動したけど、ネットでの評価を見るとボロクソ。

魅力を伝えたい!面白さを解説する!

内容に言及

と思ったら、そのうちに最近のネットレビューの質の低下について語りだす

ネットマナーに話が広がる

『ラ・ラ・ランド』の解説を期待していた読者は、いきなり説教が始まって戸惑う。ブロガーに殺意が芽生える

 

このように話が脱線というか、広がってしまって、読者が期待していたものと全然違う方向に記事が進んでしまう。読んだ人は「なんじゃこりゃ?」となる。

 

たぶん、書きながら内容を考えているからこうなるのだと思う。

講演会とかの文字起こしを見ると、同じような問題がよく見られる。

人は思いつきで話すと、どうしても話が散開していってしまい、明確なテーマからはみ出していく。話の長い上司とかまさにその典型である。

 

初心者のうちは必ず、記事のテーマを決めたら、どうやって記事を構築する考えよう。

その上で、「何を書いて、何を省くか」を決める。何を書かないかというのは非常に重要である。

 

ちなみにこのブログは完全に思いつきで書き散らかしているので、余計なことだらけである。良い子は真似しないでね。

 

 

④反応がないと不安になっちゃう。そして迷走…

 

よっぽどの天才か優秀な人でもない限り、ブログでいきなり成果を出すなんてことはできない。

今ちょっと調べてみたが、全アフィリエイターのうちの23%が無収入だそうだ。ネットビジネスは甘くない。

 

※参考

http://affiliate-marketing.jp/release/201806.pdf

 

そんな厳しい状況で、しかも誰からも反応がないと、まともな神経の方であればおかしくなるのが普通だ。

寂しさのあまり、妙なグループに有料で参加したり、妙なセミナーに有料で参加したり、インフルエンサーに妙な絡み方をしてブロックされたり、話題になる記事を書こうとして無茶したり、今のままじゃダメなのかと不安になって方向性を見失ったり…まあとにかく色々だ。

成果が出なくて焦る気持ちも分かる。私にも同じ時期があった。というか今も似たようなものだ。常に焦っているようなもんだ。

 

でもちょっと落ち着いてほしい。いきなり道が開けるなんてことは、ないのだ。

いきなり成果が出ることもない。いきなり人気ものになることもない。

じっくりと積み重ねた人だけがそれらを手に入れられるのだ。

 

焦って成果が上がるのであればそれでもいいが、初心者のうちに焦っても拙いものがより拙くなるだけだ。そしてただでさえ持っていない評判をさらに失うことになる。

まずは良いものを作る。それに尽きるのである。

 

 

⑤価値を提供する、という大原則に対する無理解

 

ブロガーになったものの、何を書いたら良いのか分からない。

まるでサッカー選手が「どこにボールを蹴ったらいいのか分かりません」と言っているのと同じくらいの発言に思えるのだが、実際にそういう新人ブロガーはよくいる。というか繰り返すが、私も似たようなものである。もう3年以上ブロガーやってるけど。

 

で、私は「何を書いたらいいのか分からない」と相談されるたびに同じ回答をしてきた。

 

「価値を提供してください」と。

 

もうこれ以外の答えは存在しないと思っている。いくら考えても、結局はここに行き着く。

でも言われた方は「価値って何ですか?」となる。「どんなものが価値になるんですか?」と。

その気持も分かるのだが、それさえも自分で考えられないのであれば、ちょっとこの先厳しいと思うのが正直なところ。

 

「自分が面白いと思うもの」「誰かの悩みを解決するもの」「失敗談とか成功体験とか」「美味しいお店」「好きなもの」etc…。と列挙してみても、ピンとこない人が多い。というか、ピンとくるのを待っていてもダメなんだけど…。

 

コンテンツを生み出す立場になる以上、価値をとはなんぞや?の問いかけから逃げることは不可能だ。

ただの垂れ流しで、何の成果も求めないのであれば問題ないだろう。

でもきっとブログを始めたということは、何からしらのリターンを求めているはずだ。

 

常に世の中はトレードオフだ。何かを得たければ何かを失わなければならない。

自分が提供するからこそ、市場から価値が返ってくるのである。

 



⑥継続できない

 

ラストはこれ。というかもう、これに尽きる

価値の提供ができないのはまだ分かる。最初は慣れないだろうし、何を書けば効果的なのか掴むまで時間がかかるだろう。

記事がうまく書けないのも仕方ない。習うより慣れろである。じきに時間が解決してくれる問題だ。

 

だが、継続できないのはもうダメ。

習慣以外で価値を生み出そうなんて、そんな虫のいい話はない。継続がすべて。継続する習慣がすべてだ。

 

ブログにおいて一番難しいけれど、でも一番大事なこと。それが継続である。ブログだけの話じゃないかもしれないけど。

 

私が相談に乗ったブロガー方も、ほとんどがもう更新していない。

別にそれが悪いとは言わない。一人で黙々と文章を綴り続けるなんて、はっきり言って正気の沙汰ではない。狂人だけに務まる仕事。それがブロガーである。続けられない方が普通なのだ。

 

厳しい言い方になるけれど、継続できないのであれば、わざわざこんな狂人の遊びじゃなくて、もっと別のことに人生を使った方がいいと思う。

広い世の中、選択肢は無限である。わざわざ向いてないことに執着する必要もないだろう。

 

以上。参考になれば幸い。