俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

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【月イチまとめ】2018年9月に見つけた面白い本

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どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。

恒例になりつつある月イチまとめ企画である。需要があるのかまったく知らないが、とりあえず続けている。

 

思えば私がこうしてわざわざ時間を捻出して、文章を綴っているのは、「ブログで副収入が得たいから」とか「PVとかで承認欲求を満たす」とかではない。

単純に「面白い本を紹介するブログが読みたい」と思ったからである。誰よりも私自身が欲しているのだ。

 

今日もどこかで私と同様に、面白い本を探している人がいるはずだ。そんな人のために面白い本を探し続け、紹介し続けたいと思う。

 

ということで、2018年9月に見つけた面白い本を紹介していこう。

 

 

彼女は一人で歩くのか?

 

 

ウォーカロン。「単独歩行者」と呼ばれる人工細胞で作られた生命体。人間との差はほとんどなく、容易に違いは識別できない。研究者のハギリは、何者かに命を狙われた。心当たりはなかった。彼を保護しに来たウグイによると、ウォーカロンと人間を識別するためのハギリの研究成果が襲撃理由ではないかとのことだが。人間性とは命とは何か問いかける、知性が予見する未来の物語。 

 

森博嗣の確かな知性が生み出した、上質な近未来SFである。

さすが工学博士だけあって、ぶっ飛んだ設定は皆無で、妙にリアリティのある未来世界が描かれる。本人もブログなどで「理論上不可能なものは書いていない」と語っているぐらい。

まったく人間と区別がつかない人造人間“ウォーカロン”の存在が秀逸で、「人間そっくりに作られたロボットは人間と何が違うのか?」など非常に哲学的な問題を投げかけてくる。

あまりにも深いテーマを内包しつつ、ウィットな会話がポンポン飛び出してくる物語なのに、森博嗣が「数日で書いた」とか言ってて本当に化物だと思います。

 

 

バイバイ、ブラックバード

 

 

星野一彦の最後の願いは何者かに“あのバス”で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。そんな彼の見張り役は「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」―これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。なんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ」ストーリー。

 

個人的に伊坂作品の中でもベスト級。

どうしようもない“五股男”が人生の最後にと、付き合っていた彼女たちに別れを告げる様子を描いた連作短編集。

ミステリーじゃないからこそ、余計な勘ぐりをしないで伊坂幸太郎という作家の良さを存分に味わえる。

ちょっと憎らしいラストは、これだけでも読む価値があったと思わせるほど。

 

 

オカルト

 

 

「オレは結局スプーン曲げちゃうよ。本音は曲げたくないけど、みんなの期待がわかるから」職業=超能力者。ブームは消えても、彼らは消えてはいない。超常現象、その議論は「信じる・信じない」という水掛け論に終始していた。不毛な立場を超え、ドキュメンタリー監督がエスパー、超心理学者、陰陽師、メンタリスト等に直撃!!否定しつつも、多くの人が惹かれ続ける不可思議な現象。その解明に挑んだ類書なきルポ。

 

絶対悪だと思われたオウム真理教信者を真正面から映すことで、観客の価値観を揺るがした快作『A』。作者の森達也が常に我々に訴えかけるのは、「思考停止していないか?」である。

超偏屈作家にして映画監督の森達也が、次に目を付けたのは、なんとオカルト。

オカルトを信じる人は「絶対にある」と言うし、信じない人は「まったくのデタラメ」と決めつけている。でも本当にそうなのだろうか?

オカルトの世界を冷静に(ときに片方に肩入れしながら)見渡した本作は、オカルトの正体について、あるひとつの答えを提示してくれている。

 

 

1日ひとつだけ、強くなる

 

 

 

 

あぁ、もうウメハラが好きすぎる…!

とまあ、いきなりオッサンからオッサンへのラブコールを叫んだわけなのだが、これが世界の中心でないのは必然だろう。

今まで格闘ゲームとか全然興味なかったけど、この本を読んだらめっちゃYouTubeで試合動画見漁っちゃったよ。ウメハラの影響力たるや、恐ろしいものがありますな。

ウメハラがどうやって成長し続けているのか、そしてあの有名な“背水の逆転劇”の裏にあった真実とは!…なんていう煽りは一切必要ないぐらいに面白い本です。

 

 

なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか

 

 

また同じパターンでケンカしてる?夫婦のためのクスッと笑えて役に立つ38の処方箋。 

 

 

これだけタイトルから期待する内容をちゃんと提供できる本も珍しい。

端的に言うと、この本は「夫婦喧嘩辞典」である。

タイトルにピンとくる世の夫婦諸君は多いと思う。ぜひとも一度手にとっていただきたい。

なぜあんなにも愛し合った二人がことあるごとにいがみ合うようになってしまうのか。その理由を超具体的な夫婦喧嘩を例に、これでもかと解説してくれている本である。

パートナーがいる人であれば、思わず「分かるわー」と言いたくなるような事例ばかりである。これを読むと、どれだけ異性と付き合うことが難しいかよく分かる。

そう考えると、同性カップルって、実は人が幸せになるために一番適した形なのかもしれない。

 

 

以上。ではまた来月。