俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

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衝撃の17歳。ぼくのりりっくのぼうよみを知っているか?こいつは逸材です。

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こういう出会いがあるから、音楽漁りはやめられませんよ。

溢れだす才能

 聴けば分かりますよ。



この1分に満たない動画で私はヤラれてしまいました…。

味がしっかりしてます


以前、ダイノジの大谷ノブ彦が何かの取材で彼のことを話しているのを見かけました。その時は「また変わった名前のアーティストが出てきたな~」ぐらいにしか感じなくて、わざわざ曲を聴くまでの興味は沸きませんでした。
ゲスの極み乙女みたいなのが出てくると、本人の意識するしないに関わらず、周りとかメディアが似たようなのを探してきちゃうんですよね。だから特に興味はなかったです。

ですが、たまたまこの動画を観て驚愕。歌詞ばかりが取り沙汰されてますが、メロディーがしっかりしてるじゃないですか。ちゃんとやりたい音が伝わってきます。
こういうのって難しいんですよねぇ。同じようなのを出しても売れないし、オリジナルを目指しすぎても受け入れてもらえない可能性が高いし、バランス感覚がしっかりしてないとできないんですよ。いやーすげえわ。本当に17歳なんでしょうかね?誰か裏に仕掛け人がいるんじゃないかと勘ぐるレベルですよ。

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この才能の輝きは危険だぞ…


これは私の持論というか、長いこと音楽を愛して、日本の音楽シーンを追いかけてきた人間だからこそ分かるのですが、若い内に才能を発揮してしまうと失速といか、生み出せるものがなくってしまう傾向があるんですよね。最初から吐き出せちゃうというか…。そこでとどまらずにいつまでも吐き出し続けられるアーティストってのはごく稀なんです。尾崎豊なんかがいい例ですね。若い内に輝き尽くしてしまった感があります。まあ、放熱の証もいい作品だとは思うんですけどね。それでも最初の輝きは失われてしまいました。

一瞬の輝きを放って花火のように散るアーティスト、それもまた魅力のひとつです。いつまでも同じでいられずに変わってしまうことは人間の運命です。しかし人間的であればあるほど魅力が出るのも事実…。

ぼくのりりっくのぼうよみ、通称”ぼくりり”はどんな快進撃を魅せてくれるでしょうか。
さてさて、私たち観客は楽しませてもらうだけです。

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CDはこちら。

 
公開されている楽曲が少しだけあります。