俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

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私は仲良し教で十分です。笑顔を見るのが好きなので。

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素敵な記事を発見しました。ロケットニュースはいい所を突いてますね~。

笑顔は伝染するって本当? 満員電車でオッサンが笑い続けたらこうなった!! 

地下鉄の中でおっさんが動画を観ながらただ笑い続けるという実験です。
最初は冷ややかだった車内ですが、いつの間にやらおっさんの笑い声に釣られてしまいます。

 

この空気大好きです。みんなで共有している感じ。これは一人では味わえません。

仲良し教?十分じゃないですか。

私の師匠とも言うべきイケダハヤト氏の記事で「仲良し教」が大嫌いですというものがあるのですが、なかなかの人気記事だそうで。
みんな人間関係で苦しんでいるんですかね?確かに無理に仲良くすることはないかもしれません。私の職場でもおばちゃん達のケンカが絶えません。それを見るたびに「人ってのは争う生き物なんだなぁ」と冷めた気持ちになります。
でもそれと同時に「許す気持ちがあればこんな簡単に争わないだろうに」とも思うのです。
違いを許容できない気持ちが争いを生むんですよね。この動画でも同じで、最初は車内では静かにするのが暗黙の了解(というかマナー)なので、突然笑い出したおっさんに対して不快感を示しているんですよね。
それが何の心の作用なのか分かりませんが、違いを受け入れて同じように笑い合ってしまう。これは”許す”という感情ですよね。相手を許すことが仲良し教の真髄です。なので仲良し教?十分じゃないですか。

みんなが嫌悪しているのは距離感

前提として、仲良くある=密着することだと勘違いしていると思うんですよね。そりゃ密着は気持ち悪いですよ。距離感は必要ですから。みんなが嫌がっているのは「仲良し教」でも「押し付け」でもなく距離感なんです。距離感を保てない人は嫌われるし、総じてつまらないんですよね。
過度な下ネタを飲み会の席で言ってしまう上司や、初対面でもタメ口を使ってしまう人とかがそうです。つまらないですよね?

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許す力こそ最強

イケダハヤト氏の記事でもある通り、犯罪加害者と被害者を許し合わせることは難しいかもしれません。しかし、被害者が犯罪者を許すことはプラスであることは間違いありません。これは”忘れる”とも言い換えられるかもしれません。
恨みに取り憑かれた人生なんて苦しくて辛くて、そしてつまらないですよね。簡単なことではないのは十分承知ですが、忘れるというのは人間がストレスを解消するために生み出した最強の武器です。皆さんが私のように忘れっぽいバカであればもう少し世界は平和になるのかもしれません。

自分との戦い

なんて偉そうなことを言いましたが、私も日々怒り狂っています。違いを許せないことは多々あります。車内で笑い出すおっさんなんてその最たる例でしょう。
そんな私がいつも心がけているが「これはきっと面白いことだ」と思うことです。
大概のことが時間の洗礼を受ければ話のネタにしかならないんですよね。それが貴重だったりみんなの共感を得られるようなものであればあるほどウケます。

だから日々、自分に言い聞かせます。「これは面白いことだ」と。

差別感や嫌悪感を簡単に無くすことは出来ません。しかしそんな自分を修正しようと、心にブレーキをかけることは出来ます。

そんなに難しいことではないですよ。