安易に作った個性は記憶に残らない。
個性インフレ
どうも。ポンコツブロガーのひろたつです。実績売ってるところを知ってたら教えてください。
どうやら最近は自分にキャラを求める人が多いらしい。
それによって自分というブランドを作って人気を得ようとしているみたいなのだが、これがどうみても埋没してしまっているようにしか見えない。
なんだろうか、みんなが個性を出そうとしているから没個性になってしまうという“個性インフレ”みたいなのが起こっているようである。
名前という個性
ひと昔前に、いやもしかしたら今もかもしれないが、キラキラネームが流行った。
個性的な名前を付けることで特別な人間にしたい、という両親の素晴らしい愛情によって生み出された悲しい罪である。
でもこれって、同じような現象はそこら中で見かける。
自分に無理矢理肩書を付けてみたり、キャラクターを付与する。
今ブームになっているヒップホップのMCたちもそうである。格好良い名前にすることがルールみたいになっているが、名前負けしている人は多いだろう。
簡単に付けられる個性になんて、誰も価値を見出さないのだ。
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個性が重宝されることはない
人から注目を集めるために、手っ取り早い方法として自分に個性を身に付けようとしているのだろうが、これはまったく効果がない。
というのも、個性に人気が出ることはないからだ。
個性が役割を果たすことはある。適材適所というやつで、私のように多数の部下を抱えているような人間は常にそういった目線で人を見る。
しかし、人気と呼ばれるものは「実績」が生み出すのだ。個性ではない。ここを勘違いしている人が多い。
例えば面白い人や、格好良い人なんてのは人気者になりやすい。
しかし、
「面白い人」
これは個性ではない。
「他人を楽しませた」という実績がある人、という意味だ。
「格好良い人」
これは「美しいと人に思わせた」「憧れを抱かせた」という実績がある人だ。
みんなが大好きなイチローにしても、将棋の藤井聡太も、実績を出したから人気が出たのだ。決して個性があったからではない。
確かに個性的な一面を持ってはいるが、それは人気が出たからこそ注目されたのであって、それが理由で人気になったのではないのだ。
個性なんかよりも結果
でも「個性がなければ結果も出せないよ」と思われるかもしれない。
実は私もそう思っていた時期があった。
ブログで結果を出すためにはまず認知されること。個性を出すこと。そのために炎上マーケティングみたいなことが必要だ、人気ブロガーに絡めばいいんだ。自分の肩書を無理矢理作り出そう。そう考えていた時期がありました…。
しかしこれは卵が先か鳥が先か、というような話ではない。
まずは結果が先で、個性は後だ。絶対である。
人は結果にしか興味がない。逆に言えば、結果という興味を持たせるアイテムさえ持ってしまえばこっちのものなのだ。それが人気へと繋がっていく。
あくまで自分のコントロールできることを
結果というと大仰なものに聞こえてしまうが、そんなにハードルを上げることもないだろう。自分ができること、やれそうなこと。でも普通ならやらないようなことを時間をかけてクリアーすればいいのだ。
結果のコントロールできないこと(何かの大会で1位になる、とか)を目標にしてしまうと、挫折の可能性が高くなるので、目に見えて結果が出せることに着目するべきだ。
私も積み上げている真っ最中である。
以上。