どうも。売れないブロガーのひろたつです。
せっかく売れてないので、僻み記事でも書いて気分を紛らわせようじゃないか。
タイトルがテンプレ化してきた
昨今のブログ記事を見ると、びっくりするぐらいみんな同じような表現をタイトルに使っている。イケハヤ氏のあの本の影響も多分にあるだろう。
基本的にブログというのは見世物市みたいなところがあり、いかに客を自分の店の前で止まらせるか(タイトルだけで興味を持たせるか)が大事になる。どれだけ素晴らしい記事を書いた所で、誰も興味を示さなければ道路端に落ちている犬のフンとなんら変わらない。
そうなると世のブロガーたちはこぞってタイトルに過剰表現を用いるようになる。
少しでも読者の目を引くためである。もちろん内容は釣り合わないことが多い。
表現に限界があるのか、最近ではどれもこれも似たようなものばかりになり、テンプレ化してきている。
ということで、せっかくテンプレ化してきているので、この機会に「ブロガーがよく使う卑怯なタイトルパターン」をまとめてみた。
別にこれが良いとか悪いとかいう類のものではない。
ただ単に観察されたのでまとめてみただけであり、これはいわば趣味の一環である。そして卑怯なタイトルでバズっているブロガーたちへの純粋なる嫉妬記事である。
そんな悪趣味な記事だが、楽しんでもらえたら幸いである。
そして存分にあなたのブログにも活用してみてはいかがだろうか。
では行ってみよう。
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1. 〇〇まとめ or 一覧
世に溢れているほとんどのブロガーは雑記ブログと呼ばれる何のまとまりもないブログをしたためている。かくいう私もそうである。有象無象な仲間たちである。
でもそんな有象無象でも、それなりに得意分野みたいなのがあって、そのブロガーなりにある特定の情報をまとめた記事をよく見かける。
しかし、そこは雑記ブロガーという名の普通の人たちである。
「まとめ」や「一覧」などとのたまわれているが、実際はただ単に自分の知っている範囲の情報を寄せ集めただけであり、何の網羅性もなかったりすることが多い。
なので「一部抜粋」ぐらいの表現が正確である。
ちなみに私のこの記事もその例に漏れない。どの面で言うんだ、という話である。
2. 〇〇のファン歴◯年の私がオススメする楽曲
これも雑記ブロガーがなんとか記事のネタをこしらえるために使うタイトルである。
大したファンでもないクセにアーティストのオススメ楽曲をまとめてみたりする。
大体にしてアーティストというのは、活動歴が長ければ長いほど、作風を変化させたりするものである。一概にオススメと言ったって、時期によって違うだろうし、好みの問題は避けて通れない。
なのでこれ系のタイトルを正確に表現するならば、
「自分の好きな曲一覧」
である。
どうだろうか。びっくりするぐらい途端に記事としての魅力が無くなるだろう。 興味が湧かなくなるだろう。
言葉というのは不思議なものである。
ちなみに私のこの記事もその例に漏れない。厚顔無恥とはこのことか。
3. 〇〇の手法を全部公開する&PV◯万を達成した方法をなんちゃら
ネット上での成功体験を売り出すこれ系の記事は、まるで同じような成功体験を得られるかのように期待してしまうが、ほとんど大したことを書いていない。
というか、なんかただの自慢記事に終始していることが多く、読み終わった後に残るのは、ただの敗北感と嫉妬心である。
確かにやったことは書いてあるので嘘ではないのだが、ブログの成功方法なんて千差万別である。再現性があまりにも低い。
そのブロガーそれぞれの方法があるだろうに、こんな記事を読んだ所で得るものなど、負け犬根性だけである。そして嫉妬に怒り狂い、「人気ブロガー全員死ね!そして俺のブログに流入してこい!」と叫ぶことになる。そう私のことだ。
ちなみに私のこの記事もその例に漏れない。クソ野郎という言葉は私のためにあるのかもしれない。
(でもこの記事は皮肉に溢れていて、けっこうお気に入りだったりする。)
4. 〇〇の実態を教える&〇〇を暴露する
これも大したことを書いてないことばかりである。どんな意外なことが書いてあるのかと期待して読んでみれば、そのほとんどが想像通りだったりする。
みんな暴露って言葉に弱すぎだし、暴露される側も暴露されすぎ。実態を明かされすぎ。
5. ネタバレ
著作権さん「…」
6. ~すぎる
誇大表現をしないといけないブロガーたちはこの言葉をこぞってタイトルに使いたがるパターンである。
きっと読者の「どんだけ凄いんだよ?!」感を煽っているのだろうが、これもまた想像通りのことがほとんどである。~すぎないことが多すぎる。
この使い方は、美人すぎる〇〇とかいうマスコミの表現から派生したものだろうか。
どうでもいいが、「~すぎる」ということはつまり、「要件を満たしすぎている」という意味である。“過ぎたるは及ばざるが如し”という言葉がある通り、本来は否定的に使われるものである。
7. ~すぎて笑える
「~すぎる」から派生した表現である。
他にも「~すぎてヤバイ」「~すぎて泣ける」「~すぎてビビる」などを見かけるような気がする。
どれだけ感情を揺さぶられてるんだよ、という話だが、きっと感受性がビンビンなのか、表現がガバガバになっているかのどちらかであろう。
どちらだろうとも、記事の中身が伴わないことには変わりない。
8.エロ
直接エロを使うわけではなく、エロっぽいものを匂わすタイトルである。
例えば「女子が思う男の~」とか「女子が男子には秘密にしている~」みたいなやつである。
そんなこと書かれたら記事を読まずにはいられないじゃないか。なんてことをしてくれるんだ。人生は有限である。そんな貴重な時間を奪うとは、時間泥棒にもほどがある。
エロに勝てない自分をほんと誰かなんとかしてくれ。
ちなみに私のこの記事は元々は違うタイトルだったが、リライトの際に「エロ」と入れたことによって、爆発的にPVが伸びたという実例である。
元々は「林檎嬢の美しさを~」というようなタイトルだった。
まさに卑怯なタイトルである。
9. イケハヤ
最後はこちらの御大である。数多くの腐れブロガーをこの世に生み出した罪深き天上人イケダハヤト氏だ。ちなみに恥ずかしながら、私も彼に踊らされてブログを始めた有象無象の中の1人である。
元祖炎上ブロガーということもあり、非常に話題に事欠かないイケハヤ氏。彼のことを嫌う人は多く、彼の名前をタイトルに入れれば瞬く間にホッテントリ入り。バズを思いのままに生み出すことができる。
ちなみに私も似たようなことをしたが、まったくバズらなかった。びっくりである。なぜだ。
私のくだらない欲望のために、またこうしてこの世にウンコみたいな記事が生み出されてしまったわけだ。
本当に罪深い男である。
それがイケハヤ氏のことか、私のことかはご想像にお任せする。
以上。
読書ブロガーによるイケハヤ氏の書籍レビューはこちら。全然真面目に書いてないので、逆に読む価値があるかと。