どうも。売れないブロガーのひろたつです。ご機嫌麗しゅう、皆様。という気持ちの悪い挨拶もそこそこに真面目な話をさせてほしい。
結論から書こう。
私のような結果を出せないブロガーにできること、そしてやるべきことは、
「クソほど生産すること」
これに尽きる。
以下、この考えに至るまでの経緯や、理由を記していきたい。
この記事が、私と同じように結果が出せなくて悶え苦しんでいるブロガーの、ささやかなヒントになればいいと思う。
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ゴミブロガー量産中
色んな要素があるとは思うが、今現在、ゴミのようにゴミみたいなブロガーが量産されている。当然、ゴミのような記事も量産されている。
有識者はこの状況を見て「ネットが汚されている」とか言うけども、ただ単にネットのインフラが整ってバカが流入してきただけだと思う。
もしかしたら有識者から見れば私も似たようなものかもしれないのであまり偉そうなことは言えないのだが、そもそも偉そうなことというのは偉くない人にしか言えないので、偉くない私には相応しいとも言える。まあどうでもいいが。
1ジャンルで1人しか成功できない
しかし当然のことながらネットの大海の中には有能な方もたくさんいて、そういった御方が生み出す良質なコンテンツもある。まさにネットは玉石混交な訳だ。
この本に書いてあったのだが、ネットというのは「1ジャンルで成功できる人は1人」なのだそうだ。
ネットのバカ (新潮新書) | ||||
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・ネット界の積極的活動系若手女子の人気者 はあちゅう
・ブログ界のおちゃらけ系社会批評枠の人気者 ちきりん
・ブログ界のネットウォッチャー兼事情通枠の人気者 山本一郎
などがこちらの書籍では紹介されていた。他にもイケダハヤト氏なんかもそうだろう。
「この分野の1位はこの方です!」とクローズアップしてくれるのがネットの性質なのだろう。この「1位とその他有象無象」という図式はネットを生き残る上で非常に重要な図式である。
そしてまた、この1位がその他有象無象を獲物にするのは、少し前に乱発していた「ネットで稼ぐ方法教えまっせ。もちろん有料で」という風潮からもよく分かる。1位の人に群がる傾向があるからこそ成り立つ図式なのだ。
人だけではない
これは人だけに限った話ではない。ネット上のコンテンツも、常にグーグルから「順位付け」されることを前提としている。
あらゆるキーワードで「もっとも信用性が高いページはこれである」と神様がご提示なされるわけだ。
ネットで生き抜こうと思ったら、ここで勝ち抜かなくてはならない。
例えばこのブログ『俺だってヒーローになりてえよ』の場合、この記事を書いている2017年1月現在で、グーグル1ページ目に表示されるのはこんなワードになっている。
「面白い小説」
「ポルカドットスティングレイ」
他にもたくさんあると思うが、いや思いたいが、あまり現実を見てもガッカリするだけなのでこの辺にしておく。
大した額ではないものの、この記事たちが私のブログの稼ぎ頭になっているわけだ。グーグル検索1ページ目に表示されない他の記事たちといえば、推して知るべしである。ゴミのような結果である。
このように人だけでなく、コンテンツに使われるキーワードでさえも順位付けからは逃れられないのだ。
どこを狙うべきか?
となると次は「どこを狙うか?」という話になるだろう。
世にいうアフィリエイターはこぞって「狙うべきキーワード」を探している。これはブロガーも同じような傾向だと思う。
私も一時期は「いかに1位を獲得するか?」というようなことを考えていた。しかし、キーワードを探すために検索すればするほど、ネット評価の残酷さを見せつけられてしまったのだ。
というのも、いくらコンテンツを作る側が適当なことを書いても、それこそ読んだことのない本を紹介したとしても、その媒体自体に力があると検索で1ページ目に表示されてしまうのだ。
それはあの有名な「WELQ」に限ったことではないのだ。有名ブロガーが適当に書いたレビューが私の熱のこもったレビューを駆逐してしまうのだ。
これじゃあ狙うもクソもない。結局は話題になった人、時流に乗れた人だけが勝つ仕組みになってしまう。
何ができるか?
そして次に考えたのが「何ができるか?」である。
やりたいことやなりたいものに目を向けるのは結構なことだが、結局それができもしなければ話にならない。絵に描いた餅を喰うことになる。腹は膨れるかもしれんが、人間性は萎むばかりである。まあどうでもよろしい。
私自身を冷静に見つめ直してみると、
・文章に定評がある
・たまにツイートで「面白い」と評判になることがある
・読書狂
・ブログ記事のネタが尽きない
・記事を書くのが速い(と勝手に思っている)
・ファンが全然いない(わずかながらいる、とも言える)
・読まれる記事が書けない
・最新の話題に乗れない
・優秀じゃない(リアルでの実績がない)
こんなところだろうか。あまり恥を晒しても仕方がないので、この辺にしておこう。
さて、こうやって並べ立ててみると私がいかにブロガーとして未熟かが分かるというものだが、それを嘆いたところで事態が進展するわけでも有名人になるわけでもない。誰かがPVをくれるわけでもない。現実的に己がすべきことだけに意識を集中させようじゃないか。あぁマンガ読みたい。
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やるべきことが見えた
現時点での私の目標はブログで成果を出すことである。日当たり1万PVぐらいは余裕で欲しい。しかし今の私にそこまでの力はない。1万人に読まれるような記事は書けない。
じゃあどれくらいならできるのか?と言えば、10人ぐらいが読む記事ならば余裕で書ける。
となると答えは簡単である。10人が読む記事を1000記事書けばいいだけの話である。子供でもできる計算だ。さすがの私でもそれくらいの計算はできる。小学校を卒業しておいて本当に良かった。
取り柄がほとんど無いに等しい私は、それを補うだけの努力をするしかないのだ。それしかネットで自分の居場所を確保する方法はないと断言しよう。
正直、他人のことを気にしたりしている時間があったらクソほど生産するべきだと思っている。
— ひろたつ (@summer3919) 2016年12月30日
特に何の取り柄もなく、強力な武器を持っていない人であれば尚更。凡人が努力せずに誰が努力をするのか?
ゴミは作りません
以上が私が「クソほど生産する」という答えに至る経緯なのだが、これだといつもの反論が出てくる。つまり「適当な記事を書いても仕方ない」というものだ。
しかし私はそこいらのゴミブロガーに埋もれるつもりはない。ゴミ記事を書くつもりもない。
クソほど生産する、というのは適当なものを量産することではない。
己の生活を見直し、作業工程を見直し、限界まで生産性を高めるということである。
この過程の中でライティング能力を更に向上させ、自分自身を高めて行こうと思う次第だ。
1万人が読む記事を書けない私は、10人が読む記事を1000記事書くしかない。
— ひろたつ (@summer3919) 2016年12月30日
そういう覚悟で望んだ先に結果が待っている。
ネットは現実世界と違ってゴミをまき散らしても注意されたり処罰されたりすることはない。私刑に遭うことはたまにあるけど。
だからこそ各自のマナーが大事だったりする。そしてマナーを守れないバカが増えるといつしかルールが設けられ、監視され、つまらない場所になっていくのだ。え?もうなってるって?
以上。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 | ||||
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