どうも。ダメサラリーマンのひろたつです。
またしてもムダな記事を仕上げてしまった。
遅刻は信用を失う?!
今回のテーマは『遅刻』である。
社会人であれば遅刻の1回や2回は経験があると思う。
自慢ではないが私も数えきれないほど遅刻をしてきた。それは当然のことながら仕事だけでなく、友人との集いでもそうだし、彼女とのデートだって遅刻してきた。学生時代は週一ぐらいで遅刻してた。
そんな言わば遅刻のプロである私が、今回本気で遅刻の言い訳を考えてみた。社会人たるもの時間通りに動くことは当たり前のことである。
しかしそんな当たり前さえもできない人のために、最強の言い訳を用意した。
言い訳もあるレベルを超えると相手に良い印象を与えることだってできる。あなたの同僚が普通の言い訳をしている横で、このあまりにも鮮やかな言い訳を披露し、差をつけてやろうじゃないか。
ぜひ参考にしていただきたい。
スポンサーリンク
①身内に不幸があった
「身内に不幸があったため遅刻しました」
あなたはこれを聞いて何か違和感を感じないだろうか?
そう、身内に不幸があったら普通は休むべきである。血縁関係に死に絶えようとしているときに仕事なんぞしている場合ではないのだ。
だからこそこれを遅刻の言い訳にしたい。
あなた「身内に不幸があって遅刻しました」
上司「逆になんで来たんだよ。仕事してる場合じゃないだろ」
この次が大事である。
目線を足元に落としながら「…仕事が(消え入りそうなほど小さな声)」
ここでキッと顔を上司に向ける。そして胸を張って宣言しよう。
「仕事が大事だからです!」
できれば涙目になっているとさらにリアル感が演出されて◎である。
悲しみを堪えながらも、仕事への情熱は失わない、そんな雰囲気を出そう。その熱量が伝わりさえすれば、この後に続く可能性があった「だったら始めから来いよ」は上司の口から出てこないはずだ。
身内に不幸があっても健気に会社にやってくるあなたの姿に上司はきっと高評価を下すはずだ。
②体調が良すぎて
遅刻の言い訳なんて9割は「体調不良」である。体調不良と言っておけば、遅刻した事実は消せないものの、誰にでもあることなので「仕方ない」と受け入れてもらえることがほとんどだ。
この「体調不良」に真っ向勝負を掛けるのがこの言い訳である。
同じように遅刻している同僚に差を付けたければ、理由でまず圧倒しなければならない。
相手は体調不良になってしまうような軟弱者であると宣言しているのだ。アホである。まるで踏み台にしてくれと言わんばかりではないか。だったらここは遠慮なく利用させてもらおう。
「体調が良すぎて遅刻しました」
誰だって元気がない人間よりも元気がある人間に仕事を依頼したいと思うだろう。わざわざ死んだような目をしたやつを頼りにしたいとは思わないはずだ。
だからこそあなたは、例え遅刻していたとしてもその有り余るエネルギーを見せつけなければならない。
あなたの上司はきっと「なんて活きがいいやつなんだ…」と圧倒されることだろう。そのエネルギーの前では遅刻した事実など簡単に消し飛ぶはずだ。
消し飛ばせないと大変なことになる。
③犬のフンを踏んでしまって
遅刻の言い訳というのはいかに相手に「仕方ねえなぁ」と思わせるかが鍵である。そこには同情の余地がないといけない。
その点で「犬のフンを踏んだ」というものは同情の余地しかなく、そんな辛い目にあったあなたは職場で一躍悲劇の主人公扱いになること間違いなしである。
ただ中には「犬のフンぐらいなんだ!!」と怒り狂う上司もいることだろう。
そういう人は可哀想な人である。犬のフンを汚いと思えないような家庭環境で育ってきてしまった同情の余地しかない人なのである。許してあげよう。
一応、そんなときのために「じゃあこれでも平気なんだろ!」と犬のフンを投げつけてやるのもいいかもしれない。それで飛びのいたりするようであれば「だろ?!」と言ってやればいい。
亜種として、「犬のフンを踏んじゃって…フンだけに!…ぷっ。…あ~はっはっは~。ひぃーひぃー。…はぁーあ…」というテンションで乗り切るパターンもある。笑いながら上司の元を立ち去ろう。
人は温度差のあるものには触れられない特性がある。
できるだけ相手とのテンションに温度差をつけてやろう。まさにアンタッチャブルである。
④重そうな荷物を持ったおばあさん
今までのスタンダードは「重そうな荷物を持ったお婆さんを手伝っていて…」というものだろう。
しかしあまりにも使い古されており、言い訳としては機能しないだろう。それにそもそも街中で重そうな荷物を持ったお婆さんを見たことがない。もはや絶滅危惧種である。つまり見つけることができたらラッキーだ。
ということで、「重そうな荷物を持ったお婆さんがいたので珍しくて…」という言い訳の方が効果的であろう。
きっとあなたの上司は驚きのあまり「え?!マジで?写メ撮ってないの?」と絶滅危惧種を見たい一心で、遅刻のことなど脳の彼方へと消えていくことだろう。
⑤重そうな荷物を持ったおばあさん2
もうひとつ、使い古されたフレーズに新たな生命を吹きこもうじゃないか。
「重そうな荷物を持ったおばあさんに手伝ってもらいました」
これである。
私たちの中には「おばあさん=か弱いもの」という固定概念がある。これを打ち砕く試みがこれである。
果たしてこれが遅刻の理由になるのかどうかと疑問に感じている方もいるかもしれないが、安心して欲しい。
おばあちゃん子であるあなたの上司は、この話を聞いた途端、亡くなったおばあちゃんを思い出してしまい、人目もはばからずむせび泣くかもしれない。
え?そんなこと分からないじゃないかって?大丈夫だ。世の中の上司なんて大概がおばあちゃん子だ。むしろおばあちゃん子は全員上司だと思ってもらって間違いない。
涙を拭くためのハンカチを用意しておこう。これでさらにポイントゲットである。
⑥普通に出てきた
「いつもの時間に起きて、いつも通り出てきたんですけどねー…」とまるで他人事のような態度で言おう。あなたの基本的な姿勢は「なぜだか分からないけど遅刻になってしまった」である。
ポイントとしてはあなた本人も不思議でならない、むしろこんな状況に見舞われている自分が被害者だと言わんばかりの態度を取ることである。
世の中にはまだまだ不思議なことがあるのだ。あなたの上司もそれを分かってくれるはずだ。
⑦メロディーが降りてきちゃって
これは体調不良に分類されるのかもしれない。
奇跡のメロディーが舞い降りてきたとき、人はどうするだろうか?私は降りてきた経験がないので確かなことは分からないが、それでも「無視して仕事に行く」という選択肢はないことぐらいは分かる。
アイデアは風のようなものだ、という言葉は誰のものだっただろうか。
いつ、誰のもとに奇跡のメロディーが舞い降りるかは分からないのだ。それがあなただとしても何の不思議もない。それは勿論、あなたの上司とて同じことである。
「何で遅刻したんだよ?」
「いや、ちょっとメロディーが降りてきちゃって…奇跡のメロディーが…」
「歌ってみろよ」
「え?」
「奇跡のメロディーが降りてきたんだろ?今ここで歌ってみろよ」
「いや、えーっと…、まだ著作権とかの兼ね合いもあるので…」
⑧生き別れた兄が会いに来ちゃって
「なんで遅刻したの?」
「生き別れた兄が会いにきちゃって…」
「急に?」
「そうなんですよ、急にですよ。こっちも困っちゃったんですけど邪険にするわけにもいかないじゃないですか」
「こんな平日の朝に?」
「…はい」
「お兄さん何してる人なの?」
「…ニートです」
「何しに来たの?」
「…金借りに来ました」
いつでも感動の再会になるとは限らないのだ。
⑨グーグルの採用試験を見つけてしまって
都市伝説としても有名なグーグルの採用試験。
これを解いていたがために遅れたなんて、あなたは優秀そのものである。
そんなあなたを上司が手放すはずがないのだ。
⑩本当に何もなかったかのように振る舞う
最後は力技である。
遅刻したとしてもそのまま平然と仕事を始めよう。気の弱い上司であればそのまま見過ごしてくれるかもしれない。もし「お前、遅刻しただろ?何でだよ?」と言われたとしても「え?」と困惑の表情を浮かべよう。いきなり何なのこの人?という感じを全身から出そう。
ポイントはとにかく怯まないことである。あなたが毅然とした態度を取り続ければ、いつかは上司の方が不安になってくる。そういうものである。
スポンサーリンク
遅刻しないように
これだけ頑張って考えてみたもののやはり無理があるのは否めない。
言い訳はどれだけ行っても言い訳の域を出ない。残念である。
まあどうであれ、そもそも遅刻さえしなければ言い訳をすることもないのだ。言い訳よりも早く起きる方法を考えるんだ。
以上、健闘を祈る。
ピンチを乗り切る言い訳大全 | ||||
|