毎日更新は正義…なのかな?
10万PV程度が偉そうに語ってみる
どうも、10万PVブロガーのひろたつです。大したことないのは重々承知しております。
なんだかブログ界隈を見ているとよく「毎日更新するのが大変」的なぼやきをよく見かける。イケダハヤト氏に影響されてなのか知らないが、毎日更新を正義とするブロガーは非常に多い。
個人的には毎日更新だろうが、不定期更新だろうがどちらでもいいと思っているのだが、このブログは基本毎日更新の体を取っている。
そこで今回の記事では、毎日更新することが苦しくて苦しくて仕方ない人に向けて、「ブログを毎日更新するために5つの要素」について説明しようと思う。
勘違いしてほしくないのだが、別に毎日更新するためのノウハウを書くわけではない。
単純に「ブログを毎日更新するためには何が必要なのか?」ということを明確にしただけであり、もしかしたら当たり前のことが書いてあるかもしれない。
それでも何かしらの気付きになってくれれば幸いである。
では行ってみよう。
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目的
とにもかくにも一番大事なのは目的である。理由とも言い換えられる。
ブロガー自身の中に「毎日更新をするための確固たる理由」が無ければならない。
人は目的で動く生き物だ。目的がないことはしない。
お金なのか、承認欲求なのか、表現なのか、スキルアップか、ファンを作るためなのか。
この目的(欲求)の強さが毎日更新の土台となる。他の要素は目的の上にしか成り立たないのだ。
ネタ
次に大事なのがネタである。ネタが無ければ記事は書けない。もしかしたら「ネタがない」という記事は書けるかもしれないが、それ一本しか書けない。全然毎日更新にならない。
ネタが無くて困っている人は多い。
そんな人のために私なりに「ブログのネタテンプレ一覧」があるので、良かったら参考にしてほしい。
半分ふざけて書いた記事なのだが、それなりに参考にしている人がいるみたいなのでびっくりである。
私自身はネタがなくて困ったことがほとんどない。最初の頃は慣れていなくて何を書いたらいいのか分からなかったが、今は常に両手に余るほどのネタがストックされている。
正直、雑記ブログであればネタに困ることなんてあり得ないと思っている。
みんなネタが無いのではなく、「記事一本に膨らませることができない」だけだと思う。
時間
記事を書くための時間も必要不可欠である。
これは単に「時間を作れ」という話ではない。
自分が記事を書くときに、
「どんなネタ」を「どんなふうに書く」と「どれくらい時間が必要」
というレベルで把握しなければならない。
例えば私の場合、
①オピニオン記事
②見出しが決まっている
③1500~2000文字
であれば15分から30分で書けると把握している。
また別の記事パターンで言うと、
①本を読む
②感想をまとめる(見出しを決める)
③2000~3000文字
だとトータルで5時間ほどが必要になる。当然、1日でこの時間を確保するのは難しいので、何日にも分けて作業を行なうことになる。
このように自分がどれだけ記事を書くのに時間が掛かるか、どれだけ時間を確保できるかを把握することが必要だ。
毎日更新するためにはこのバランスを見極めることが必須である。これができないから更新が止まったりしてしまうのではないだろうか。
そもそもの時間を確保したいのであれば、以下の本が非常に効果的でオススメである。これまで数千冊の本を読んできたが、時間管理系では最高峰だと断言できる。
実力
だいぶ曖昧な表現になってしまうが、次に必要なのが実力である。
これは
・タイピング速度
・編集力
・デザイン力
などが当てはまる。記事を書くために必要な能力全般を指していると思ってほしい。
それぞれの力が高ければ高いほど、毎日更新することが容易になる。時間を短縮できるという意味でもそうだし、「記事を書く」という行為のハードルが下がるのだ。
タイピングに関しては練習するしかない。というか練習すればどんどん向上するので、やれるだけやるべきだ。
他の要素に関してはなかなか難しい。正直「慣れ」と言いたい…ところだがそれではあまりにも中身がないので以下の本を勧めておこう。
スイッチ
最後は「スイッチ」である。全然意味が分からないと思うので説明しよう。
これはもっと精確に書くと「毎日記事を書くためのやる気を出すためのスイッチ」である。
毎日更新ができなくなる理由は様々だろうが、基本的には「継続する力の不足」である。ほとんどの人は継続できない。そう、継続することはかくも難しい。
だからこそ継続するだけで成果が出る、とも言える。
「飽き」や「怠け」など継続を邪魔するものは多い。それに対抗するための「スイッチ」を自らに備えなければならない。
しかしこの“スイッチ”を見つけることは非常に困難だ。なぜならそんなものはないからだ。
それぞれがそれぞれの「スイッチ」を見つけなければならない。
と突き放すのはあまりのも無責任なので、私が実践しているスイッチをいくつか紹介しよう。
・記事を書き終わるまで何かを我慢する。(食事、デザート、お菓子、テレビ、読書、煙草、酒、エロなどなど) ←たぶんこれが一番効果ある。
・タイマーを設定する。
・記事の編集画面を立ち上げてヘッドホンで音楽を聞く。
・図書館、カフェなどできることが限られる場所に行く。
・周りの人に「毎日更新します」と公言する。またはそういったグループに参加する。
こんなところだろうか。
継続にしろ、記事執筆にしろ、一番エネルギーを必要とするのは最初である。「面倒くさいなぁ」と思ってしまうが、それは最初だけなのだ。始めてしまえば一気にラクになる。これはマラソンと同じである。
なので、毎日更新もやり始めれば習慣になりそこまで苦ではなくなる。
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最後に
最初にも書いたが、私自身は毎日更新しようがしまいがどちらでも構わないと思っている。
だが、毎日更新を課してしまうと軽い記事ばかりになってしまうのも事実だ。毎日生み出せてしまう程度の記事ばかりのブログになってしまう。
例えばこのブログの必殺記事のこちらを見てほしい。
これは4万文字以上の大作で、何週間もかかって書き上げた記事だ。おかげでPVも収益もほとんどこの記事に依存している状態である。それはそれで問題だが、まあ頼りになることは間違いない。
こういった破壊力の高い記事は毎日更新では生み出せない。それこそ一日中記事を書いていられるのであれば別だが、そういった人は少数派だろう。
そういったことも踏まえてもう一度「毎日更新」の是非について考えてみてはいかがだろうか。
ただし。
毎日記事をアップする必要はないかもしれないが、毎日「記事を書く」ことは必要なのでパソコンに向かう習慣は付けた方がいい。
あの村上春樹も、「一文字も書けなくても、絶対に毎日原稿用紙の前に座る」と語っている。記事に向き合う姿勢が大事なのだ。
以上。
ということで、鉄板のこちらの書籍も紹介。