俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

心理学を勉強したら「口ぐせとその心理」の話に納得したので紹介する

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仕事のために読書

どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。

日々、上質な快楽を求めて読書に励んでいるのだが、こんな私でもたまには仕事のために読書をしたりする。本当にたまにだが。

私は中間管理職なので基本的に仕事の内容は「人を相手にする」ことだ。

三人兄弟の末っ子である私には、これがなかなか辛い仕事だったりする。元々、人の上に立つような人間性は持ち合わせていないと思っているし、面倒を見るのだって嫌いだ。頼られるのは嫌じゃないが、頼られ続けるのはキツイ。まさに末っ子である。

だが仕事である以上そんな愚痴も言っていられないのが現実。やるからには「いかに仕事をラクにするか?」と考えるべきである。

 

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心理学がけっこう役に立つ

そんなわけで私はここ最近、心理学の本を読むようにしている。

操るというレベルではないが、部下や上司を誘導したり、説得したりするときに必要になったりするのだ。

実際に分かることはこの記事でちょろっと書いてある。

 

www.orehero.net

 

心理学の知識やテクニックを学ぶと、応用できることは結構あるからオススメである。

 

 

ということで、こちらの本を読んだ。

 

 

この本の中で「口ぐせとその心理」の話が載っており、実際に職場で観察してみたら「たしかに!」という内容だったので紹介したいと思う。

もしかしたらあなた自身の口ぐせもあるかもしれない。その場合は、自分自身を知るために役立つことだろう。

 

では行ってみよう。

 

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①「実は」

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秘密を打ち明けるときなどに使われる言葉。

この言葉が出てくると相手も「え?なになに?」と興味を持ちやすくなるので、相手に話を聞かせるために便利なテクニックである。

だがこれが口ぐせとなるとまた違った側面がある。

この言葉を使う心理には、「話を聞いてくれる=興味を持ってくれる」ということで、承認欲求を満たそうとしているというものがある。

また、「実は…」と打ち明けることにより、言われた相手も「じゃあ、自分も…」と普段なら言わないような事実を打ち明けたりする。これを「返報性の原理」と呼ぶのだが、この効果を無意識に狙っているところがあるだろう。

「注目されていない!」と欲求不満になっている人や、少しでも他人の秘密を握りたいと思っている人が使いやすい言葉である。

 

②「どうせ」

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「どうせ」という言葉で始まったら間違いなくネガティブな内容になるはずだ。きっとこの言葉は使う人は、周囲の人を無意識の内に嫌な気分にさせているだろう。

 

「サーカス象の話」というものがある。

サーカスの象は、ロープで杭につながれて逃げられないようになっている。その巨体を使えば本当は逃げられるはずなのに逃げない。それはなぜか?

それはまだ子象だった頃、「自分を縛り付けている杭からはどうやっても逃げられない」という経験をした為である。それも繰り返しだ。そのせいで大人になっても、「どうせ無理だから」と諦めてしまうようになる。

長い期間、困難な状況に置かれると、その状況から逃げようとしたり、変えようとする意思がなくなるのだ。

 

「どうせ」という口ぐせがある人は、過去にそういった「いくら頑張ってもムダ」という経験をしているのかもしれない。

または、単純に「ダメじゃないよ」「大丈夫だよ、出来るよ」というフォロー待ちの場合もある。

だが、どちらにしろ周囲の人からすれば重荷になることは変わらないだろう。

 

③「だって」

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さきほどの「どうせ」や「でも」と共に“D言葉”と呼ばれる、否定的で相手を不快にさせる言葉である。

「だって」には「自分は悪くない」と己を正当化しようとする意識が潜んでいる。潜みきれていないが。

つまり「他人や環境のせいであって、自分は間違っていない」という責任転嫁型がこの言葉を多用しがちである。また「私は被害者だ」という意識もあるので、問題を解決するのには向いていない

自己責任の意識が薄いこのタイプは、常に言い訳をしないと気がすまないので、議論にならない。

仕事を進めたり、一緒に生活する上では非常に厄介なタイプと言える。

 

④「なるほど」 「確かに」

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肯定的な相づちは話を円滑にするためには必要なものだが、多用してしまう人の心理には「話を聞き流したい」「さっさと終わらせたい」という意識が潜んでいる

 

また、聞き役に回されることの多い人が、処世術として使うことも多い。

 「なるほど」も「確かに」も相手からすれば、「よしよし、この話は相手に伝わっているな」と思わせるものだ。

しかし何度も使うと相手に「軽薄さ」を感じさせてしまい逆効果の側面があるので注意が必要である。

 

また「なるほど」という言葉には、「言っていることは分かった」「その理屈は認める」という意味が込められているので、相手を認めることに加えて、「でも〇〇だったらどうだろうか?」という否定にも持っていきやすい言葉である。

基本的に相手を否定する言葉というのは不快感を伴うものだが、「なるほど」というクッションを入れることで、受け入れやすくなる効果が期待できる。

 

⑤「私って〇〇じゃないですか 」

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知らんがな、と言ってやりたくなるやつである。

自分のことを勝手に定義しておいて相手にも同意を求めるという、摩訶不思議な言葉だ。

これは単なる自己アピールであって、周囲の人に自己顕示しないと気がすまない人がやりがちである。また「わたしはこんな人間ですよ」とアピールをすることで一種のバリアを張って逃げ道を確保しているとも言えるだろう。

このタイプの人は「評価というものは他人が下すもの」という基本的な考えが抜け落ちている。

図太い人が使うことの多い言葉なので、周囲の人はかなり迷惑しているんじゃないだろうか?

 

⑥「みんな」

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何かを主張しようとしたときに「みんなも思ってますよ」といったように、「自分だけじゃないその他大勢」を持ち出す人がいる。

そう言うことで、相手に圧力をかけようとする狙いがある。

それとは別の心理として、「他の多くの人がやっていることだから正しい」というものがある。このような心理を同調性と呼ぶ。

周囲の雰囲気に合わせるように気を配ることで、そこから逸脱しないようにしている。逸脱していなければ安心感を覚えるというもの。

自立せず、問題解決能力が低い人が、自分で決める責任を取らないための保険としてこの言葉を使いがちである。

 

⑦「要するに」 「つまり」 「だから」

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自己主張の強い、リーダータイプが言いがちな言葉。

どれも音の響きが強く、上から目線で喋っているように感じさせるのが特徴。

このタイプは非常に理屈っぽく、それゆえに自分が一番正しいと思って使う。

「要するに」「つまり」「だから」を使うことで、その場のおいしい所を持っていこうとするので、自己陶酔型で自己顕示欲が強いとも言える。

しかしそうやって場を取り仕切ることができれば、周りから一目置かれるのも事実。

だがあまりにもこれらを多用すると、「まとめられてないじゃん」と逆効果になるのでご注意を。

自分を賢く見せたい、かっこよく見せたいという男性が使いがち。

 

⑧「別に」

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これを言われると相手は不安になる。言葉とは裏腹に「これは絶対に納得していないぞ」と。 

納得していないのは間違いないのに、「別にって何?」と聞き返すには少々抵抗を感じる頑固さも秘めている。

この言葉には「言いたくても言えない」という心理が隠されている。つまり欲求不満な状態ということだ。また「言っても仕方ないし」という諦めも含まれている。

「別に」をよく使う人は、本心を押し殺し、周囲の人に対して壁を作る傾向がある。協調性に欠けるタイプでもある。

同様の言葉に「知らない」「聞いてない」「うっとうしい」などがある。

 

⑨「なんか」 「みたいな」 「って感じ」

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曖昧にすることで逃げ道を用意するための言葉である。

 

最近では、これらの言葉を使っていない人は皆無だろう。

無意識の内に話を曖昧に濁そうとする意図があり、不必要な対立を避けようとしたり、責任から逃れようとしていると考えられる。

「賛成です」「反対です」よりも、「賛成みたいな」や「反対って感じもする」というような言い方であれば議論のときに逃げやすい。

みんながこの言葉を濫用しているのは、「自己主張をしない」「敵を作らない」という傾向が日本にはあるからなのだろう。

似た言葉には「〇〇とか」「〇〇だったりして」「〇〇系」というものがある。

 

⑩「かわいい」

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世の女性たちがこぞって使いたがる言葉である。

「かわいい」という言葉を使う心理には、「気に入った」「好き」といった好意の他には哀愁や切なさを感じて「放っておけない」という母性本能もある。これによって、小物、洋服、動物、おじさん、老人までもが「かわいい」の対象となる。

しかし一方で、スタイルのよい美人や着物をきっちりと着こなした美人に対して「かわいい」という言葉は使わない。羨ましいや妬ましいという感情は湧いても「かわいい」という感情にはならないのだ。

つまり自分と同等以下のものを「かわいい」と憐れむことで心の均衡を保っているとも言えるだろう。

また別の側面として、単純に自分の感情を「かわいい」という言葉でしか表現できない、つまり語彙の欠如ということもある。

確かに考えてみれば、周りにいるアホな女子ほど「かわいい」を連発している気がする。

 

⑪「しかたがない」

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実はかなり奥が深いというか、意味のたくさんある言葉である。

例えば女性が「お願い!」と頼みこんできたときに使う「しかたがない」には、「困ったやつだな。でも頼ってくれて嬉しい」という照れ隠しの意味がある。

別の例だと、彼に振られて落ち込んでいる友達を慰めるときの「しかたがないよ」には、「もうあきらめようよ」という意味がある。

このように非常に便利な言葉である。

 

またネガティブな使い方もできる。

「いくら努力してもしかたないよ」「しかたないじゃないですか」など「意味がない」「無力だ」という意味で使われている。

このように「しかたがない」という言葉を多用する人には、「諦め」や「妥協」しやすい特徴があると言える。

 

⑫「一応」 「とりあえず」

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自分の言葉に予防線を張るために使われる言葉である。

急に頼まれた仕事に対し、「一応やってみます」「とりあえず取り掛かってみます」という言い方は、自信の無さを相手に感じさせるものだ。このように自分を守ろうとする意識を防衛機制と呼ぶ。

 

また頑固な人が使うこともある。

さきほどの例と同じで急に頼まれた仕事に対し、「一応やってみますけど」というのは、「やってみるけども、できるかどうかは分からないのだから、文句は言わないでくださいね」という意味合いが含まれる。

自分の考えを曲げたくない、相手に屈したくないという気持ちがこの言葉を使わせるのだ。

 

※防衛機制には他にこんなものがある

反動形成

⇒自分の気持ちとは反対の行動をとること。気の弱い人が強がりを言うなど。

合理化(正当化)

⇒落ち度を理屈で正当化し、納得させようとする。振られた人が相手をけなすなど。

置き換え

⇒憎しみや愛情など、抑圧された感情、考えを、別の対象や目標に置き換えること。

抑圧

⇒自分が受け入れられない考え方や感情、記憶を否定し、なかったことにしたり、無理やり忘れようとしたりすること。

投影

⇒自分が感じると集うの悪い感情を、自分ではなく他の人が抱いているように感じること。

逃避

⇒葛藤を引き起こすような状況から逃げ出す。空想に浸ったり、病気になって逃げるなど。

退行

⇒欲求不満が長く続くとき、安全や快適を求めるために、前の発達段階の考え方や行動に戻ること。

昇華

⇒現実社会で認められない欲求や衝動をスポーツや芸術などで発散し、解消しようとすること。

同一視(同一化)

⇒優れた人と自分を同一視し、その能力や実績を自分のことのようにみなしたり感じたりすること。

 

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口ぐせはその人を表わす

こうやって並べていくと口ぐせというやつはその人を表わす言葉だとよく分かる。周囲からのイメージはそうやって構築されていくわけだ。

この記事を他人事のように書いている私も、自分で気付かないだけで上記のような口ぐせがあったりするのだろう。

そう、厄介なのは本人にはその意識がないことである。いつだって人は自分のことは見えないものだ。

だからいつまでも愚かでいられる。

 

以上。参考にされたし。

 

この本には他の口ぐせや「モテる人とモテない人の違い」など、面白い心理学が分かりやすく紹介されているので、おすすめである。

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