俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

アイデアを率先して出せない中堅社員はどうしようもないから

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無能さ溢れる中堅 

どうも。中間管理職ブロガーのひろたつです。

最近気になることを書き連ねてみる。

 

私の職場では毎年新入社員が入ってくる。辞めさえしなければ、多数の後輩を抱えることになる。役職が上がる人もいれば、入社当時のままの人もいる。まあそれは適正の問題もあるから別に構わないと思う。上役をやれるから偉いというものでもないだろう。

昇進できるかどうかよりも大事なのは、従業員として成長できるか、である。

なのだが、たまに勘違いする奴が出てくる。というか、結構な確率で勘違い野郎に育ってしまう。

ちょっと後輩ができただけで先輩面をし

「自分が入社したときはもっと大変だった」とか

「こんな恵まれた環境で仕事できてるんだから、もっと成果出せよ」とか

「若いんだからもっと斬新な方法を考えてみろよ」

というような発言をするようになるのだ。

 

正直、こういう発言をする輩に限って嬉しくなるぐらい無能である。いや無能はさすがに言い過ぎかもしれないが、そう言いたくなるぐらいの無能さ感は溢れ出ている。

 

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下の世代を情けなく思ってしまう世代

似たような現象が一般にもあって、ある程度の年代になると自分よりも下の世代が「情けない」と感じるようになるのだ。「最近の若いやつは…」というよく聞くあれである。

昔何かの記事で読んだのだが、エジプトの遺跡に古代の人の落書きがあり、それを解読してみたところ、「最近の若いやつはどうしようもない」的な意味だった、というものがあった。

実はこれ、何千年も前から人間が言っていることなのだ。

 

つまりこの現象は、人生でも会社でも中堅辺りになると罹りやすい病のようである。

それにしても、なぜこんな心理に陥ってしまうのだろうか。

 

俯瞰が見下しを生む

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まず、人はある程度の経験を重ねると、情報を網羅することによって俯瞰の視点を得られるようになる。今の状況がどういったものなのか、客観的な判断ができるようになるのだ。

で、これが悪さをする。

客観性はときに人を傲慢にする。当事者ではなく、観察者や評論家のような立場にさせてしまうのだ。「自分は分かっている」と。

こうなると厄介である。経験値がある分だけ、文句を言ったり問題を指摘したりするのが上手い。まずまず的確だ。そうして、的確な指摘をしている自分を優秀だと悦に入り、さらに傲慢さに磨きをかける。悪い意味で高い視点で人や物事を見るようになるのだ。

高い視点を持つことは大事だが、それを自らの承認欲求の道具にすることは大間違いだし、バカみたいだから止めるべきだ。しかし、本人はそれに気付かないし、その頃にはある程度の“諦め”みたいなものを周囲から獲得しており、周りの人も指摘してくれない。矯正する機会がないのだ。自分で気付くしかない。

まあ、私のように近くにいる上司が指摘すればいいのだろうが、ヘソを曲げられると面倒なので放っておきたくなる。

 

軌跡を眺める快感

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自分が登ってきた道のりを眺めるのは非常に気持ちが良い。これは分かる。

でも気付かなければならないのは、自分の軌跡を眺めているときは足が止まっていることである。成果に酔いしれているときは、手が止まってしまっているのだ。

これに気付けない人は、その内、成果に酔いしれることを仕事だと勘違いするようになる。つまり先程の中堅の場合「最近の若い奴は…」と嘆くことで仕事をしたように気になってしまうのだ。

後輩を見下ろし、同僚を見下ろし、さらには会社を見下ろし、すべてを見下ろしながらも、自分はまったく変わらないし、何かを変えようとするわけでもない。ただただ観察と分析と批判を繰り返す。そして悲観して悦に浸る。こんなん仕事にかこつけた、ただの自慰行為である。そんな姿を晒して恥ずかしくないんか。それともそれが堪んないタイプのやつなのか。もしそうなら救いようがない。お前はすでにお前の中の天国にいるからな。好きなだけテクノブレイクしてくれ。

 

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中堅こそ率先してアイデアを

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中堅が陥りがちな勘違いにはまってはいけない。

経験値があり、色んな事例を見てきたからこそ中堅はアイデアの宝庫なのだ。経験も若さもある最高の時期のはずだ。

確かに入りたての社員が持つような若さがもたらす革新的なアイデアというものはある。それを期待したくなる気持ちも分かる。しかし、それは突飛と紙一重だ。新しいかもしれないが本質を捉えていないことが多い。子供の発想と同じである。

だから私と同じようにチームリーダーを務めている方に助言しておきたい。

中堅が偉ぶりだし、腕を組んで状況を見守るようになったら、かなりの危険信号だと思った方がいいだろう。現状を指摘するだけになったら、完全に病に罹っていると判断した方がいいだろう。もう手遅れかもしれない。私もこれまでに相当な数の部下の面倒を見てきたし、現段階でも100人を超える部下を抱えているが、この症状を発症して回復した事例は数人しか知らない。相当重い病だと覚悟してもらいたい。

 

中堅になったときに、この病に罹るかどうか。治癒できるかどうかが非常に大事である。こじらせたら、もう帰ってこられない。ダメ社員の出来上がりである。

 

気をつけたいのは周囲への影響である。

なにせ人は周囲の人間の平均値になるようにできている

上司や先輩が偉大であれば、当然新卒も後輩も偉大な社員へと成長する。逆もまた然りである。

 

チームを成長させるのはあんなに難しいのに、腐らせるのは本当に簡単である。

だって自然に任せればいいだけなのだから。

 

以上。ただの愚痴です。

 

 

ダメなだけだったら可愛げもあるんだけど…。 


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