俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

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女子ってのは厚かましい生き物だと思った次第

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どうも、ひろたつです。

ちょっと前にテレビで、最近の女子が聴く音楽のベスト10的な企画を見たのだが我が目を疑った。

1位 back number


は?

女子?男子の間違いじゃなくて?

その番組ではさらに、女子達が好きなback numberの楽曲をランキング形式で紹介していたのだが、その中身はやはり普通にback numberの人気楽曲を並べたものだった。

これに私は驚愕したのだった。

◯女子曰く、「こんなふうに思われたい」


確か第一位に選ばれていたのは名曲『高嶺の花子さん』。そして選考理由がなんと 「こんなふうに思われたい」 だった。

ちょっと待つんだ。世の女子たちよ。この歌詞のどこにそんなことが書いてあるんだ。

君から見た僕はただの友達の友達
たかが知人Bに向けられた笑顔があれなら恐ろしい人だ

君を惚れさせる 黒魔術は知らないし 海に誘う勇気も車もない
でも見たい 隣で目覚めて おはようと笑う君を

会いたいんだ 今すぐその角から飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕の元へ
生まれた星の元が違くたって 偶然と夏の魔法とやらの力で
僕のものに なるわけないか


男を何だと思っているんだ君たちは。

高嶺の女性を前にしたモテナイ男の、あまりにも女々しいこの妄想を捕まえて「こんなふうに思われたい」だと?
それはあれか。男を振り回していい女ぶりたいのか。確かに男を振り回すなんて、いい女にしかできないだろう。
だが勘違いするな。人の心を弄ぶようなやつはクズだ。

それにこの歌は「存在しない高嶺の女性」を歌っているわけであって、そこいらにいるような君たちのことを歌っているわけではないのだ。妄想も大概にしたまえ。

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◯男子よ気をつけろ


男達よ、心してかかれ。
女子たちは基本的には男を弄びたい願望があるらしい。こんな情けない男の心情を歌い上げた楽曲を捕まえておいて、「私もこんなふうになりた~い」とか思ってるやつなんて大したやつらではない。そうだろ?

私の職場には腐るほど腐ったおばちゃんたちがいて、ほとんどのおばちゃんが厚かましいので、「女ってのは歳を重ねると面の皮が厚くなってしまうものなんだなぁ」と悲しい気持ちになっていたのだが、この番組でアンケートを取っていたのは確か10代の女子だ。40代の女子なら厚かましくても理解できるが、10代の女子でもすでに厚かましいのだ。肝に銘じておけ。

◯そして女子たちへ


君たちは若い。若さゆえに男を振り回せることもあるだろう。何といっても相手は繁殖期だ。猿だ。餌を目の前で振り回せばいくらでも付いてくるというものだ。

だが若さは実際のところ、人間の価値ではないことを忘れるな。どれだけの人が注目してくれようが人の価値は内面にしかない。厚かましさは時に必要だが、可愛くはない。いいか、可愛いは正義だ。ということは厚かましいは正義ではない、ということだ。


ところで私はこの記事で何を語りたかったのであろうか。今となっては皆目見当がつかない。
ただ言えることはback numberの『高嶺の花子さん』は名曲であり、モテない男子は共感し、モテない女子は妄想してしまうという、非常に誰も幸せにできない稀有な楽曲であるということだ。



以上。健闘を祈る。