これはミスドを心から愛する男の心の叫びである。
俺の女を軽々しく扱うな
確かにミスドにも悪い所はあるよ。正直軽い女だ。誰にでもすぐに「100円セール」をやっちまう。しかも一回とかじゃない、何回でもだ。そりゃみんな勘違いするよな。ミスドのことを「安い」って。誰にでも扉を開くんだって。
でもな、それでも俺はミスドを愛している。あいつのことを悪く言わないでくれ。本当に大事な存在なんだ。
軽い女かもしれない。安い女かもしれない。だけどな、そんなやつにだって真剣に惚れちまう男がいるんだ。そんなバカの気持ちを汲んでくれ。バカな女を愛しちまったバカな男の気持ちを…。
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お前らにも責任があるんだぜ
ミスドに責任があることは認める。だけどな、お前らにだって責任はあるんだぜ。
あいつは知っての通り寂しがり屋だ。人恋しくなるとすぐに「100円セール」をやっちまうんだ。バカなやつだよ。それが自分の身を傷つけてるってのに、そんな簡単なことも分からないんだ。
俺だって何度も言ったさ、「そんなことをして何になるんだ。いいように遊ばれているだけじゃないか」ってね。
すると決まってミスドはこう言うんだよ。「通常営業なんてしても誰も来ないじゃない!」
これにはさすがの俺も言葉を失ったよ。返す言葉が無かった。だって事実なんだから。
みんなミスドのことを都合がいい女だと思ってる。(100円セールを)ヤラせてくれるときだけ近寄ってくるんだ。それ以外のときは見向きもしない。たまに近寄ることはあるけども、(100円セールを)ヤラせてくれないと分かった途端引き返しやがる。マジで男の風上にもおけねえ奴らだよお前らは。
もう限界なんだ
さんざん彼女を弄んだお前らだって本当は分かってるんだろう?彼女はもう限界なんだよ。
普通に営業してても客は来ない。だから無理矢理でも100円セールをする。でもこのご時世100円セールなんて無茶だ。原材料の値段が毎年高騰していることを知っているか?普段はお前らに笑顔しか見せない彼女だけどな、家ではいっつも泣いてるんだ。「もう限界…」ってな。彼女も分かってるんだ。このままじゃいけないって。でも分かってても変えられないんだ。だから苦しんでる。だからいつまでも身を削るようなことを続けているんだ。
助けてあげられるのはお前らなんだよ
俺は彼女を愛している。一般的に見たら汚れているかもしれない。だけど俺にはかけがえない存在なんだ。彼女と彼女が作ってくれるドーナツが大好きなんだ。お前らは知らないだろうけど、俺達のたくさんの思い出が詰まったドーナツなんだよ。代わりが効かないんだ。
だけど俺1人で彼女を支えられるほど、俺には経済力がない。本当に情けない。
だからお願いだ。彼女と別れろなんて言わない。「100円セール」のときに遊んでも構わない。だけどお願いだから、普段の彼女も愛してはくれないだろうか?
お前らにとってはムリをしている彼女が当たり前になってるかもしれないけど、それって本当は異常事態なんだぜ?
このままじゃ本当にいつか彼女はこの世から姿を消してしまうかもしれないんだ。お前らが普段のミスドを認めてあげられれば、そんな悲しいことは絶対に起きない。絶対にだ。
俺だけじゃムリなんだ。お願いだから力を貸して欲しい。普段の彼女を愛してやって欲しい。バカな男の頼みを聞いてはくれないだろうか…?
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おふざけはこの辺りにして
なんか思いついてしまったので、記事の冒頭だけ男の独白風にしようとしたら、思いのほか筆の滑りが良かった。意味は分からないかもしれないが、変な充実感をもたらしてくれる素晴らしい作品になった。
で、何が言いたいかと言うと、セールのときだけ利用してたら、企業は沈没するぞってことだ。
本当にミスドのドーナツが好きなら、ちゃんと企業の利益が出るように貢献するべきだ。お金を使うってことは、その企業に投票するのと同じことだからな。誰も投票しなければ企業は存続できなくなるんだ。
これは当たり前のことなのだが、最近のミスドの様子を見ていたらあんまりみんな分かっていないような気がしたので、わざわざ記事に起こした次第だ。
明日から心を入れ替えてもらえると嬉しい。自分のことしか大切にできない人間は、大事なものを失ってから後悔するもんだ。私はあなたにそうなっては欲しくない。
っていうか、単純にミスドが好きなだけだがな。
以上。