どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。
それなりになりました
このブログ『俺だってヒーローになりてえよ』を開設してから、早いものでもう2年ぐらいが経った(正確な日付を覚えていない)。
最初は塵芥に等しいレベルのブログだったが、記事数を増やし、私の駄文をネットの大海に撒き散らし続けた結果、ゴミクズ程度のブログには成長したと個人的には思っている。恥ずかしい限りだ。
雑魚ブログだと思い続けていたが、気が付けばこの記事を書いている2018年8月現在で、月間20万PV・収益10万を達成した。
ネットを見渡せば私よりも遥かに結果を出しているブログが腐るほどあるが、まあそれは気にしないこととする。上を見たらキリがない。それなりであると自分に言い聞かせよう。
時給換算したら凄いことになった
さて、それだけの結果が出たこのブログだが、死ぬほど努力して運営しているかと言えば、全然そんなことはない。1日の記事執筆は30分しかしないと決めている。
今ざっと計算してみたが、これを時給換算すると7500円になる。かなり割のよいブログである。
こうやって書くといきなり凄く感じてしまうが、単なる数字のマジックだ。ここまで来るのに費やした時間を考慮したら、ひどいことになるだろう。なのでここでは考慮しないこととする。普段なかなか得られない優越感である。大事にしようじゃないか。自分はどんどん騙していこう。
とまあこんなことをダラダラと書いても、世の中にはびこる“死ぬほど結果の出ていないブロガーたち”の憎しみを買うだけなので、大概にしておこう。自慢話は殺意を誘発するから危険だ。取り扱い注意である。
凡人の戦い方
これは謙遜でもなんでもなく、私は本当に凡人である。特別な能力は何一つ持ち合わせていない。
なので、今現在ブログでこれだけの結果が出たのは「たまたま」だと理解している。いまや世は副業戦国時代で、誰も彼もがブログを書いている。私がいつ転がり落ちても不思議ではない。死ぬほど嫌だけど。
で、いい加減この記事の趣旨である。
私はあくまでも凡人なので、やることをやらないと結果が出ないはずである。ということは、今まで私がちっぽけな脳みそを振り絞って考えてきた“ルール”がそれなりに意味を持っていたのではないだろうか。そんなことを思った。
ということで、今回の記事では“時給7500円ブロガー”という、ぱっと目にした印象としてはそれなりに凄そうな肩書を手に入れた私のブログノウハウをまとめてみた。
参考になるかどうかはまったく分からない。私は人様に「ブログの成功方法」なんて偉そうなもんを語れるほどの人間ではないからだ。
あくまでもこれは「凡人がこんな戦い方をしたら、ブログで結果が出たよ」というだけの話である。
ただ、どんな情報にも役立つ部分はあるはずである。
私の悪あがきの中にも、ようく目を凝らせば、真理のようなものが見つかるかもしれない。
では行ってみよう。
①徹底的に自己満足
ブログ運営においてよく言われることがある。
「ブログ読者のペルソナを想定しなさい」
という金言である。
ペルソナというのは、一言で説明すると「架空の顧客」である。
ブログの場合、想定読者だろうか。とにかく、ブログ記事を書く対象を明確にしなさい、ということだったのだろう。
これが大事なのは分かる。基本的にブログは他人様に読んでもらうからこそ価値が生まれるからだ。誰も求めていないものはゴミほどの価値さえない。存在しないのと一緒だ。
だがだ。
この“ペルソナ”。私のちっぽけな脳みそでは、どれだけ想像を膨らませたところで、全然具体的な像が浮かばない。ドラマのモブみたいなペラッペラの人間しか思いつかない。これではペルソナとしての意味を果たさない。
なので私は色々と諦めることにした。
できないことをしようと頑張った所で、死ぬ間際に後悔する時間を増やすだけである。大体にして私はできないことが大嫌いだ。我慢することも大嫌いである。
ということで私は安易な道に逃げることにし、自らにこう宣言した。
「私のブログのペルソナは私である」と。
こうなると非常に話は簡単だ。
自分が面白いと思えるもの、自分が価値あると思えるものを書けばいいのだから。
これならネタは尽きないし、自分が喜ぶことであれば、いくらでも考えつく。自慰のネタを探すのにいくらでも時間をかけられるのと一緒である。いや、違うかもしれない。
とにかく、これ以上具体的なペルソナは存在しないだろう。
この宣言によって、私のブログは方向性を定めることができたのであった。
②人の言うことを聞かない
凡人の私がブログをいくら書こうとも、最初のうちは鳴かず飛ばずだった。なんの結果も出なかった。
「いつかは報われるはず…」なんていう何の根拠もない妄想で頭を満たしていても、次第に目が覚めてくる。「こんなに頑張ってるのに結果が出ないのはおかしい」なんていう邪念が頭をよぎる。
そうすると、本来であれば「じゃあ、次はどんな手を打とうか」と考えそうなものだが、私のような無能人間の場合は「誰かになんとかしてもらおう」と発想する。基本的に他力本願なのである。結果が出なかったのも当然と言えよう。
そこで私は、有名ブロガーに近づき、素晴らしいアドバイスをもらって、ブログを劇的に成長させようと目論んだ。
ときには月謝を払い、ときにはご飯をご馳走したりして、ありがたいアドバイスを貰いまくった。私の脳みそには入り切らないほど貰った。ほとんどこぼれていたと思う。
有名ブロガーの方々からアドバイスを貰いながら、私はある思いに捕らわれていた。
「言うこと聞きたくねぇ…」
そうなのだ。私はバカなくせに、プライドだけは一人前以上に持ち合わせており、「誰かのアドバイスを聞く」=「負けを認めている」という図式が成立してしまうのだ。本当に我ながら救いようがないと思う。
それにアドバイス通りにすると、私が大事にしている「自分にとって面白いブログ」ではなくなってしまうことが多かった。それぐらい私の根本を否定するようなアドバイスが多かったのだ。
それだけは許容できない、と私は思った。
というか、私は基本的に何も受け入れられないぐらい器の小さい人間なのである。
ということで、へそ曲がりな私は諸先輩方のありがたいアドバイスを無視するどころか、あえて反対のことをするようにした。
例えば…
ブログの言葉遣いを覚えなさい
↓
無駄な言い回しを多用
キャラを作りなさい
↓
記事によってコロコロ変える
読者のことを考えなさい
↓
自分が楽しむことしか考えない
伝わらないおふざけは止めなさい
↓
止めない
まえがきが長過ぎる
↓
更に長くする
などなど、ここには書ききれないぐらいに反逆の狼煙を上げまくった。本当にその節は皆様申し訳ございませんでした。私は元気です。
思うに、アドバイスをくれる人に善意があるかどうかに関わらず、結局は他人の言うことであって、責任なんぞ誰もとってくれないのだ。
そういうのをなんと呼ぶかご存知だろうか。
そう、「無責任」である。
他人は常に無責任であることを忘れてはいけない。アドバイスで失敗してもフォローしてくれるわけではないし、失った時間を取り戻してくれはしないのだ。
人生は何をするのも自由だ。であればできるだけ後悔しないことをするべきだと思う。
私の場合それは、「他人の言ったことではなく、自分で考えたことをする」だったわけだ。
ブログにおいて継続こそが最強のソリューションである。筋トレではない。継続し続けるためには自分を納得させる強力な力というパワーが必要だ。
ただのへそ曲がりから端を発してはいるが、それでも「これで行こう」と決められたことが非常に大事だったと思う。
③金儲けに魂を売らない
私は営業が下手だ。売り込みが絶望的なまでにできない。
このブログでは散々いろんなものをオススメして売り上げてきているが、それはあくまでも「自分が良いと思ったこと」を書いているだけであって、「どうやって売ろうか?」と考えているわけではない。もっと簡単に言うと、金儲けを一番に考えていないのだ。
もっと卑怯にお金を稼ぐ方法がないわけではない。
例えば、このブログの売上のほとんどは本である。しかしオススメの本は、Amazonで探せばいくらでも安いものを見つけられる。1円なんてザラだ。そんな本をどれだけ売った所で、私には雀の涙ほどの収益も発生しない。
逆に、新刊のそれっぽい本を紹介すればそれなりの収益が発生するだろう。
または、怪しい自己啓発の高い本を紹介すれば、一冊につき数千円が得られる。
ネタバレ記事を書きまくればPVを稼げるはずだ。
引用だらけの記事にすれば、量産することが容易になる。
でも私はしない。しないのだ。
なぜなら私は「自分が楽しめるものしか書かない」と決めているからだ。つまらないプライドかもしれないし、商売人としては二流もいいところかもしれない。
それでも私はこのスタンスを崩すつもりはない。自己満足で結構だ。
さきほども書いたが、ブログはとにかく継続することが命だ。
私にとって「自己満足」こそが継続させる最大の力になるのだ。
④アドセンスの工夫は超大事
このブログの収益二大柱のひとつがアドセンスである。
商売下手な私に代わって、勝手に収益を上げてくれる最高のツールだ。あまりにもガンガン稼いでくれるので、完全に私はアドンセンスのヒモ状態である。
ただ、勝手に稼いでくれるアドセンスも、私のような脳みそツルツル人間が使うと、まったく収益が出ない。適当な場所に適当な広告タイプを入れて放置。そりゃ成果が上がらなくて当然だ。しかし、母親の胎内に考える力を置き忘れきた私の場合、一体アドセンスをどう工夫すれば収益が上がるのかさっぱりだった。
そこへ降臨したのが、こちらの神記事である。
これヤバイ。ヤバイぐらいにヤバイ。読書中毒ブロガーを名乗っている私が語彙力を失ってしまうくらいにヤバイ。
私は自分で考えることができないので、この記事に書いてあることをそのまんま適用させてもらった。
するとどうだろうか。瞬く間にアドセンスの収益が倍になったではないか。ほんの数分で行なった作業がそれだけの効果を生むのだ。先人の知恵、有り難し。
ということでアドセンスの工夫は大事すぎることを肝に銘じておいてほしい。さっき「金儲けに魂を売らない」とか書いたばかりだが、アドセンスには魂を売ろう。こんな安い魂を高い金で買ってくれるのであれば、売りがいもあるというものである。みんなでアドセンスのヒモになろう。
⑤継続できない自分に抗い続ける
しつこすぎるだろうがもう一度書こう。ブログにとって最高の栄養は「継続」である。
継続さえ与え続ければ、ブログは勝手に成長する。これは大体、真理である。
その一方で、継続には天敵がいる。
それは己である。自分自身である。
継続を阻む最大の要因である自分と戦い続ける。戦い続けてきたこと。
これこそが、私が時給7500円ブロガーなんて偉そうな肩書を手に入れられた最大の理由だと思う。
正直に書くが、未だに私と「継続できない私」との戦いは続いていて、1000勝1000敗ぐらいだ。どうやら決着はつきそうもない。
なので「どうやったらブログを継続できるようになるか?」という問いの答えは持ち合わせていない。とにかく戦い続けるしかないし、それ以外にやれることはないだろう。
きっと近い将来、脳みそをじかにいじるような画期的な医療技術が開発されたりして、そうなったら「面倒くさい」と感じる部分を焼き切るようなことも可能になるだろう。
それまではとりあえず勝ったり負けたりして、時間を潰すとしようじゃないか。
終わりに
もう言いたいことは全部書いたので、「終わりに」と題してまで書きたいことなんぞ一文字もない。強いて言えばこれだろうか。
こんな長ったらしい記事に、最後までお付き合いいただき感謝。
以上。
※私がブログ運営をする上で、最高に役立った本たちをサクッと紹介しておこう。
1円の本もあるので安心して買ってほしい。定価だったらもっと買ってほしい。