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【月イチまとめ】2021年2月に見つけた面白い本

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どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。

毎月恒例の月イチまとめ記事である。

 

最近ブログを書くことをサボりまくっているので、さすがに読者の方に愛想を尽かされていると危惧している。

しかし、これだけコンテンツに溢れた世の中である。私のブログひとつが枯れたところで、楽しいものは味わいきれないほどある。きっと誰の人生にも悪影響を及ぼさないものと思われる。あるとすれば、私の承認欲求が満たされないぐらいだ。自業自得である。ざまあみろ、私。

 

ブログを書かなくなったブロガーを、果たしてブロガーと呼べるだろうか。

過去に書いた文章の集まったサイトをただ単に保守しているだけの人間をブロガーとは呼ばないだろう。 漫才をしなくなった芸人を漫才師と呼ばないように。

だからせめてこうやって月に一回ぐらいは、文章を綴るようにしている。言うならば月イチブロガーである。

まあそんなことを言い出したら、漫才だって常にしているものじゃないだろう。出番と出番の間だってあるはずだ。その時間に「あなたは今、漫才をしていないので、漫才師と名乗らないでほしい」とは言わないだろう。

だからどれだけ私がブログの更新頻度を落として、ツイッターばかりやっていたとしても、いつか記事は書くはずなのでブロガーと名乗っていいはずだ。割合で言ったら確実にツイッタラーなんだけど。

 

ということで、2021年2月に見つけた面白い本たちである。参考にしてもらいたい。 

 

 

リズム/ゴールド・フィッシュ

 

私がこよなく愛する作家、森絵都の初々しきデビュー作である。講談社児童文学新人賞『リズム』と、その続編となる『ゴールド・フィッシュ』の2篇が収められている。

森絵都の強みといえば、思わず心地良くなってしまうような柔らかい文体と、それに気を許してると突然飛び出す鋭い表現である。その魅力はデビュー作から遺憾なく発揮されていて、なんちゅう完成度の高い作家なんだと驚く次第である。

児童文学作品なんだけど、大人が読むと染みすぎて痛いぐらい。傷口に消毒液を吹きかけられたような気分になる。でも傷口は癒える…みたいな。

忙しくストレスフルな日々を送っていた私には、ちょっと刺激(癒やし)が強すぎたみたいで、何度も読み途中で突っ伏してしまった。いい表現を食らうと「やられた~」ってなるんだけど、それです。

  

 

代償

 

きっつ…!!

 

伊岡瞬は登場人物(読者)に厳しすぎるよ。感情移入型の読み方で楽しむ私みたいな人間だと、伊岡瞬の厳しさは、メンタルを効率よく削ってくるから困る。

序盤のシーンはきつすぎて一回断念。数日寝かせてメンタル整えて、さらに自分の中に薄いシールド張った状態で望んでやっと楽しめた。面白んだけど、きつい。それが伊岡瞬。

イヤミス好きな人にはたまらん作品でしょうなぁ。アマゾンのレビューも高評価連発しまくってるし。どうなってんだ日本。

 

 

 

葛飾北斎。言わずと知れた、天才浮世絵師である。

しかし、その娘もまた天才であることはあまり知られていない。天才葛飾北斎をして「美人画は勝てない」とまで言わしめるものの、作品は数点しか残されておらず、生没年も不詳である。

名は葛飾応為。江戸のレンブラントと評される稀代の絵師である。

そんな彼女のひたむきで、どこか力の抜けた飄々とした人生を描ききったのが、こちらの『眩(くらら)』である。

正直に言ってあまり派手な作品ではない。でも最初から最期まで、ずっとゆっくり楽しめる作品である。主人公の応為が夢中で絵を描き続けてくれているので、読者のこちらもずっと彼女に身を預けていられるのだ。

 

幸福感に満ちた読書体験になりました。朝井まかて氏、素敵な物語をありがとうございます。

 

 

脳はすこぶる快楽主義

 

なんの学もない私。そんな私にも超分かりやすく世界の最先端の科学を教えてくれるのが、我らが池谷裕二博士である。

頭の良い人が片手間にビジネスで書いたような本がたくさんある中、池谷裕二博士は数少ない「読者を楽しませる!」と意気込んでる人である。だから私は彼のことが大好きである。

本書は週刊朝日において連載されている「パテカトルの万脳薬」を加筆修正しまとめたものになる。

確かな知性が、素人読者の興味の需要を狙うと、こんなに知的な面白い本ができるのかと驚きの連続である。知識欲が潤う音が聞こえてきそうなぐらい満たされるから、超オススメ。

 

 

以上。また来月をお楽しみに。