俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

ブログで稼いで調子に乗っていた人間の末路について

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どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。

主にブロガー向けの記事である。私の衝撃の体験談から、ぜひとも教訓を得ていただきたい。

 

 

よくある話だ

 

これからグダグダと愚痴みたいな文章を連ねるつもりなのだが、先に簡潔に内容を記しておく。まあよくある話だ。

 

 

Googleのアップデートにやられた。

 

 

以上。分かる人はもうこれ以上得るものはないだろう。

頑張ろう、お互いに。

 

 

バラ色のブログライフ

 

副業にブログを選ぶ人は多い。某プロブロガー(対象者が多すぎるけれど、誰でも大差ないので気にしない)に踊らされて始める人がほとんどだと思う。かく言う私も某イケダハヤト氏にそそのかされて、「不労所得を作っちゃる!」と息巻いてブログを始めた。

幸いというかなんというか、私は頭のネジが若干外れていたので、まったく収益が出なくても文章を書き続けられる人間だった。

そのおかげで、ブログを数年に渡ってひたすら更新し続けた結果、月に15万ほど稼げるようになった。

ネットで見かける超稼ぎまくってる輩と比べたら雑魚にもほどがあるが、小市民の私からしたら大成功。「もしかして俺って、才能あるかもww」とひとりで勝手に盛り上がっていた。別にひとりで盛り上がるのに誰かの許可なんか必要ないけど。

それが2019年1月で、その頃にはブログの更新頻度もかなり減っていて、一日の作業時間は多くて30分。これを時給換算すると大体9500円ぐらいだった。

時給9500円はさすがに誇れるだろう。だから誇った。ツイッターの肩書も思いっきり「時給9500円ブロガー」にしてた。完全に調子に乗ってた。このまま順調に収益が伸び続けるもんだと思ってた。いや、決めつけてた。

 

 

崩壊は突然に

 

収益に合わせてPVも伸び続け日当たり1万近くまで行くようになっていた。

 

でも、その日は突然やってきた。

 

 

2019年3月のGoogleのアップデート。

 

PVが無慈悲の70%減。

アナリティクスがバグったのかと思った。でも現実だった。

このブログの看板記事で、ずっと「面白い 小説」のキーワードで検索の1位に君臨してた記事が、なんと圏外。このキーワードで検索しても出てこなくなってしまった。

昨日まで仲良く喋ってたのに、次の日学校に来たら突然クラスの全員から無視された感じ。

 

収益はさらに酷くて、なんと90%減。

90%引きって。クリアランスにもほどがあるでしょ。シーズン終了間際の洋服扱い。服作ってる工場の人って、バーゲンをこんな気持ちで見てるんか。毎シーズンよく耐えられるな。私だったら2年目に自殺してる。

 

 

いいかみんな。サイトの崩壊は突然なんだ。

これが経営とかであれば、予兆なりなんなりあると思うけれど、サイトの場合は、本当にGoogle様の胸三寸。いやあいつらのアルゴリズムに胸なんかないから、我々は実験対象程度の扱いだろう。生殺与奪の権をめちゃめちゃ握ってるのに、全然こちらの命に無頓着。赤ちゃんに核兵器のボタンを持たせてるのと同じ。超きまぐれ。超予測不可能。超理不尽。

 

 

サイトの崩壊と連動する精神

 

とは言え私も長らくサイト運営をしてきた人間だ。Googleのアップデートで吹っ飛ぶ話なんていくらでも聞いてきた。ツイッターでサイト運営者が悲鳴を上げている様子を直に目にしたこともある。

だから常々思っていた。「自分もいつかはああなる」と。

でも同時に思っていた。「きっとそれは今ではない」と。

 

これが人間なのだ。分かっているようなつもりでも全く分かっていない。自分だけは不幸から逃れられると思い込んでいる。世界を自分に都合のように見てしまうのだ。そう、私は愚かだった。

 

言葉で「いつかはやられる」と知っていたので、最初は平気なフリができた。「はいはい、遂に来ましたね。大丈夫大丈夫。全然俺覚悟できてたから。Googleに振り回されることなんて分かりきってたから」と地獄のミサワに出てきそうな感じで、自分を誤魔化していた。

 

しかし、いつだって一番誤魔化せないのは自分なのだ。他人は騙せても、自身の本心は騙せない。

 

最初は平気なふりをしていた私だったが、日に日に目減りしてくPVと収益を見続ける内に、「このブログがGoogleに評価されていないように、自分自身にも価値がないのではないか」と思うようになった。完全に脳内が崩壊の方向へと舵を取っていた。

 

見ても何も良いことなぞないのに、それでも日々PV確認してしまい、確認しては凹むの繰り返し。

本業の方は全く問題なく仕事ができていて平和そのものなのに、「ブログが失敗してしまった。数年間の苦労が水泡に帰した」と思うだけで、気分は暗く沈んでいた。

何を見ても楽しくないし、常に自分を否定し続けていた。落ち込んだときのことを灰色の気分なんて言うがよく言ったもので、本当に気分が落ち込んでいると、周囲が色を失うのだ。

もう灰色過ぎて、むしろ新しい色を開発したいぐらい。私が野田洋次郎だったら完全に歌詞に書いてたね、「君を失った色」とか「4番目の3原色」とか。

 

 

調子に乗るな

 

このような経験をした私なので、声を大にして言いたい。

 

「ブロガーは調子に乗るな」

 

きっと今までに数百万回語られてきたことだろう。こすられきって、今更私の悲鳴なんぞに何の価値もないだろう。

だがそれを分かった上であえて書きたい。

 

きっとみんな「自分はまだ大丈夫」と思っていることだろう。私もそうだった。Googleのアップデートによってサイトの大虐殺が行われることも知っていた。それがどれだけ理不尽なものかも知っていた。それでも「まだ大丈夫だろう」と無根拠に思っていた。

人生と一緒だ。「人間はいつか死ぬ」とみんな知っているが、それでも「まだ大丈夫」と思いながらみんな生きている。

 

違うのだ。終わりはすぐそこにいるのだ。見えないだけだ。

もしかしたらこの記事を読んでいる方の中にはこう思っている人もいるかもしれない。「読者のためになる記事をちゃんと書いていれば大丈夫なのでは?」

それはサイト運営において、非常に大事な考え方だ。半紙に墨でしたためて、クソアフィサイトを運営している奴らの肛門に突っ込んでやりたい。

だが、そんな記事をちゃんと生み出したとしても、それでも“飛ぶ時は飛ぶ”。これが残酷だけれど真実なのだ。

現に私の「おすすめ厳選小説」の記事は、たくさんの人から支持されていたけれど(長らく検索1位だったのは伊達ではない)、それでも圏外に吹っ飛んだ。

 

 

平穏に暮らします

 

私はありがたい経験をしたことで、今後どれだけブログで稼いだとしても調子に乗ることはないだろう。というかそもそもブログで稼ごうと思う気持ちが萎えてしまったフシがある。ある意味でまともになれたのかもしれない。

 

これからもGoogleの暴虐は続くだろうし、そのたびに誰かの悲鳴が飛び交うことだろう。

少し離れた位置から、私はその惨劇を見守りたいと思う。

もう巻き込まれるのは御免である。

 

 

 

でもブログは書き続けるけどな!

 

 

以上。