俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

売れきれてない一発屋が好きなので、思い出せる限りまとめてみた

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どうも、ブロガーの ひろたつです。

 

この世には一発屋と呼ばれるアーティストが定期的に現れる。

日本で音楽が売れなくなって久しく、そもそも一発を打ち上げること自体が無理になってきている。現状を考えると過去の一発屋たちは、まだ恵まれていた方なのかもしれない。

 

さて、一発屋といえば色んなアーティストの姿を思い浮かべるだろうが、彼らに私はまったく興味がない。

もっと直截に言うと彼らの楽曲はもう聴き飽きた。

では私が未だに興味を持ち続け、聴き続けているアーティストは誰か。それが今回のテーマである。

 

題して

「売れてない一発屋が好きなので、思い出せる限りまとめてみた」

である。

 

売れてない一発屋ということは、そもそも一発屋でもなくて正確には“不発屋”だ。

しかし、彼らの楽曲は“不発”と評するにはあまりにも魅力に溢れている。それにいくらかは売れている。一発屋ほど一世を風靡しなかっただけだ。

もちろん売れなかっただけのマイナス要素もあるのだが、それでも何か人を惹きつけて止まないキラリと光る部分がある。

 

ということで、そんな彼らの楽曲が永遠に忘れ去られないためにも、ここらでまとめてみたい次第だ。

 

一緒に共感するも良し、思い出して懐かしさに震えるも良し、良さが分からなくて唾棄するも良しである。

存分に楽しんでもらおう。

 

では行ってみよう。

 

 

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THC! 『雪』

 

 

正直、彼らのを紹介したいがための記事という側面が強い。それくらいにTHC!の楽曲は素晴らしかったと思う。

ただやはりそこは売れてない一発屋。このクオリティを維持できなかったことが敗因である。

あと思うのは、ミクスチャーロックとしての完成度がいまいちなのだ。ラップを入れりゃいいってもんじゃない。

この時期はラップのクオリティが低いがために、全然売れきれなかったアーティストが腐るほどいる。長続きしたのはキマグレンぐらいじゃないだろうか。

 

 

RYTHEM 『ホウキ雲』

 

 

一時期女性ユニットが乱立した。乱立すれば殺し合いに発展するのは必定。彼女たちもkiroroに殺されたのだろう。

美しいハーモニーに、kiroroに負けないビジュアルと、売れる要素はたっぷりだったのだが、なぜかちょっとしかハネなかった。さっきからkiroroの悪口みたいなのばかり書いているが、敵対視しているわけではない。引き合いに出しやすいだけである。

彼女たちの敗因を挙げるならば、アニメ感の強さだろうか。声が声優っぽすぎて、苦手な人が多いだろう。

 

 

Faith 『2girls ~in the sepiatone~』

 

 

こちらもぜひとも紹介したかったアーティスト。

なんの魅力もないラップからの突然の美メロディー。完全なる不協和音である。なぜサビはこんなにも魅力的なのに、そんなラップを合わせてしまうのか。

理由は楽曲制作を担当している Jam(左側)にある。

彼女は楽曲制作のすべてを担当している上に、幼少の頃からピアノを専攻し、クラシック・ジャズに精通していた。なんならクラシックピアノ専門の音楽学校に通っていたぐらいの本物。

なのに、なぜかラップに惹かれてしまい、でもクラシックの素養は完璧に備えてしまっているが故に、こんな歪な楽曲が誕生してしまった。

美メロだけ炸裂させていればよかったのものを…。

 

 

ONE☆DRAFT 『アイヲクダサイ』

 

 

この曲と出会ったときの衝撃はよく覚えている。会社の飲み会をカラオケ屋でやったときだ。トイレに行くために部屋の外に出たときに流れていた。 

耳馴染みが良すぎるメロディーとボーカルの美声が相まって、その場を動けなかった。

 

なかなかの名曲だと思うのだが、狙い過ぎなPVといい、『アイヲクダサイ』という全カタカナの感じといい、全体的に浅さが目につく。キャッチーだけどずっとは楽しめない。そんな印象。

愛を連呼するたびに軽薄になるので、世のアーティストたちは理解しておいてほしい。

繰り返されて喜べるのは、子供と老人だけである。

 

 

asian2 『遠く』

 

 

ハネなかったミクスチャーロックバンドの王道パターンである。ほんと、こういうの多いな。

 

こうやって聴き返してみても、彼らの何が悪かったのか全然悪くない。この曲がもっとハネなかった理由が分からない。よくあるボーカルが上手すぎなのに、ラップがゴミ、のパターンでもない。ちゃんと気持ちよくなるラップを披露してくれている。

このクオリティを続けられなかったのが敗因だろうか。それにしても、もっと認められても良かったと思う。残念だ。

 

 

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bonobos  『THANK YOU FOR THE MUSIC』

 

 

こちらもなんで売れなかったのかまったく分からない楽曲。センスが良すぎた?時代を先取りしすぎた?それくらいしか理由が見当たらない。…ああ、あとは本物のMVがけっこう気持ち悪かったことぐらいか。もう消えちゃって見当たらなかったけど。

この曲は本当に大好きで、「心地よさを音楽にしたら、これ以上の形はねえ」と断言できるぐらい。一時期寝る前に毎日聴いてたし、未だに大好きである。

ボーカルの独特な美声と、気の抜けたようでいてセンス抜群のメロディーが最高の相性だと思う。

超売れっ子プロデューサーの蔦谷好位置も認めている、本物すぎる楽曲である。

 

 

twenty4-7 『Get A Life』

 

 

はい出ました、このパターン。ヘボラップと美ボーカル。対比になっていいのかもしれないけど、繰り返し聴くには、ラップが邪魔すぎる。

ラップは敷居が低いので言ってしまえば誰でもできてしまう。逆にいえば、それだけ差別化が難しいのだ。使い方と使い所をちゃんと考えなくてはならない。

 

 

光永亮太 『ALWAYS』

 

 

この記事に入れるかどうか迷ったが、完全同世代の奥さんが知らなかったので選出。

人によっては完全一発屋として認識している可能性が高い、光永亮太の『ALWAYS』である。

めっちゃいい曲だし、歌詞も無難に良いことを言ってるし、ボーカルも上手いしで、かなりの完成度を誇っている。だけど今一歩届かなかったのは、彼からこぼれ出る藤井隆感のせいではないかと勝手に思っている。

声質が似すぎだし、そもそも同時期に藤井隆がめっちゃブレイクしてたし…。

 

 

笹川美和 『笑』

 

 

さてさて、これにて最後の曲である。

最後を飾るのは名曲中の名曲にして、売りきれなかった笹川美和の『笑』である。「わら」と読むな。

タイトルだけ見ると駄曲っぽいが、聴けば一瞬で楽曲世界に飲み込まれるぐらいの完成度だ。歌詞も超越的で神々しい。完全に出来上がっている。非の打ち所がない。なのに売れなかった。

思うにタイトルで損をしたのだろう。でも他にどんなタイトルが相応しいだろう?と考えると、やっぱり『笑』しかないと思える。まあ『笑い』でも良かったと思うけど。

この曲こそ埋もれさせるには惜しすぎる作品である。もっと評価しろ、みんな。

 

以上。またなんか思い出したら更新します。