どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。
最近だが、私のようなゴミクズが偉そうにも他人様にブログのアドバイスみたいなものをしていて、勝手に「もしかして自分って、それなりのブロガーなのかも…!」と調子に乗っている真っ最中である。
実力がないのに調子に乗っている奴ほど見苦しい人間もなかなかいないので、このまま稀有な人材として恥を晒し続けて行こうと思っている。どうぞ笑ってやってください。浮かばれます。
ブロガーの流行り病
さて、そうやってブログ初心者の相談を受けていると、よく見られる現象がある。
それが「ブログが書けない」である。
ブログ記事を書きたい気持ちはあるのに、思うように書けなかったり、書くのが面倒だったりして、更新が止まってしまうのだ。
これはもう流行り病みたいなもので、罹患しない人間の方が特殊というか、おかしいというか、異常者なわけで、全然普通の感覚なのだが、初心者の方ほど書けない自分を責めてしまう傾向がある。
しかしながら、私もこうやってブログを書き続けて収入を得ている身。書き続けること、生み出し続けることがどれだけ難しいことかよく理解している。
そんな私から皆さんに言いたいのは、「書けない自分を責めないでほしい」、これに尽きる。
先日、パラレルワーカーが集まる座談会に参加させてもらったのだが、ヌイさんという会社員とブロガー&ラジオパーソナリティをしている方が「複業のコツは?」と訊かれた際に、まったく同じ返答をしている。
曰く「やらない自分を責めないこと。心のバランスを取ることが一番大事」とのこと。
全く同感である。
ネットの副業は、やれることが無限
本業とは別にネットを使った副業を選択した場合、冗談じゃなく、やれることが無限にある。「やらなきゃいけないこと」ではなく「やれること」である。
なにせ企画から運営、戦略、生産、販売まで全部自分で賄わなければならない。本気でやろうと思ったら、全人生を投入しても、時間が足りないだろう。確かキングコングの梶原改めカジサックも同様のことを語っていた。
会社員として仕事をしている人ほど、仕事においては「やるべきことはやらないといけない」という認識があるだろう。雇われて、役割を任されている立場である以上、そういった思考になるのは致し方ないだろう。
しかし、その発想をそのままネット副業にも持ち出すととんでもないことになる。過労死まっしぐらである。崖に向かって走り、止まる位置で勝負するチキンレースとは違う。完全にただのダイブだ。普通に投身自殺だ。
ネットの副業は全ての作業が自分1人で完結してしまう分、自分を責めやすい。
だからこそあえて「こんなもんでいいでしょ」と肩の力を抜く必要がある。
「足りないかも」で全然OK
できる限りでいいのだ。いや、これでも言い過ぎかもしれない。全然足りない、というレベルで構わないのだ。ブログが書けないのであれば、無理に書く必要はないのだ。大体にして、無理に書いた所で良いものができるとも限らないし。
本業で稼いでいる以上、副業が死活問題になることはないだろう。
であれば、副業はあくまでも趣味とか、ちょっとした遊び程度の気持ちで臨むのが吉だ。
ネットの副業なんて成果が出る保証は誰もしてくれない。失敗ぐらいで上等、という気持ちで臨めばグッとハードルが下がって、逆に熱中できるかもしれない。
要は、続けられるように自分のテンションをコントロールするのが大事なのである。
全力で走っても短距離しか進めないものだ。でも気楽に歩けば、きっとどこまででも行ける。
目標に向かって進むというのは、そういうことなんじゃないだろうか。
動き出せる人は1%
結果が出ていないときに怠けてしまうと、「そんなことしてる場合か」と焦る気持ちが湧いてきてしまうのは、よーく分かる。私もそんな時期があった。今では完全に弛みきっていて、むしろもうちょっと気合いを入れた方がいい気がするが、まあそれは置いておこう。すぐに自分の話をしだすのはオッサンの悪いクセだ。だから嫌われるんだ。嫌われる勇気というのはそういう意味じゃないぞ。恥を知れ、私。
焦る気持ちは分かるが、ちょっと冷静になってほしい。
本業の他に自分で副業を持とうとし、実際に行動に移している時点で、あなたはかなりの人よりも抜きん出た存在なのだ。
こんな言葉がある。
したい人、10,000人。始める人、100人。続ける人、1人。
やってみる人だけでも1%しかいないのだ。
行動を起こせたあなたはもっと自信を持っていい。新しいことに挑戦できる勇気を持った人材なのである。その勇気があるかどうかは、大きな差である。
もちろん結果が出ないこともあるだろう。努力が足りないことが原因のこともあるだろう。
でもそれらは全て結果論でしかない。やっている真っ最中に結果なんて分からない。
どう転ぶか分からないのであれば、自分なりのペースでやったって何も問題ないだろう。
違う言い方をするならば、どう転ぶかわからないものに身体を壊すほど、心のバランスを崩すほど力を入れる必要はないだろう。あまりにもリスキーだ。
どんな挑戦も身体という資本があっての話である。何が一番大事かを見失ってはいけない。
以上、健闘を祈る。