俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

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【月イチまとめ】2018年10月に見つけた面白い本

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どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。

今月も恒例の企画を行こう。月イチまとめ記事である

 

この記事を書くようになってよく分かったのだが、面白い本というのは、見つけるのにも波がある。

これでも私は読書中毒歴20年くらいだ。数々の本たちとの出会いの中で、「面白い本をいかに見つけるか」というテクニックを磨き続けてきた。

磨き続けてきた結果、相当な確率でも面白い本を探し当てることできるようになった。(たぶん、75%ぐらいの確率で出会った本に満足してる)

それでもどうしようもないハズレばかりが続くときもあるし、逆にいつまでも面白い本ばかりと出会い続ける時期もあったりする。不思議なもんだ。

 

で、それと同時に私自身のコンディションもあると思う。

脳みそが本を楽しめないモードになってしまっているというか、なんか…その…うん、あるんだよ、不調なときが。上手く言えん。もしかしてあれかな、男の子の日かな?こちとら完全にオッサンだけど。

 

こんな感じで毎度関係のない話をしてからこの記事を始めているのだが、記事の趣旨からしたらただのノイズである。本当にごめんなさい。

 

ということで、本題に入ろう。

2018年10月に見つけた面白い本たちである。ご覧あれ。

 

 

一発屋芸人列伝

 

 

それでも、人生は続く。不器用で不屈の人間たちに捧げる、涙と笑いのノンフィクション!雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞。 

 

 

山田ルイ53世がこんなに面白い文章を書くだなんて、意外も意外。ネタはクソほどつまらんけど、文章は相当いい。

生粋の一発屋である髭男爵の山田ルイ53世が、過去に一世を風靡した一発屋たちの取材を行なうという、奴隷同士で戦わせるかのような残酷な本である。

題材はいいんだけど、いかんせん出てくる芸人たちの実力があれなので、エピソードにまあ盛り上がりがない。だけど、それを山田ルイ53世の巧み文章で彩ると、まあこれが面白い。

最後の髭男爵の章は、上質な私小説を読んでいるかのよう。

いやー、山田ルイ53世、見直したよ。

 

 

残り全部バケーション

 

 

当たり屋、強請りはお手のもの。あくどい仕事で生計を立てる岡田と溝口。ある日、岡田が先輩の溝口に足を洗いたいと打ち明けたところ、条件として“適当な携帯番号の相手と友達になること”を提示される。デタラメな番号で繋がった相手は離婚寸前の男。かくして岡田は解散間際の一家と共にドライブをすることに―。その出会いは偶然か、必然か。裏切りと友情で結ばれる裏稼業コンビの物語。

 

そろそろ伊坂作品をすべて読み終えてしまう…。

やっぱり伊坂は鉄板である。こんなにも自在に面白い小説を生み出せるんだから、逆にイカれてるでしょ。

この作品は、他の伊坂作品よりも善悪の境目が曖昧に設定されていて、それによってより深い味わいが生まれている。まあ好き好きでしょうが。

ちょっと意地悪なラストには、思わずニヤリとさせられました。大満足。

それにしても、伊坂作品読み終わっちゃうの悲しすぎるなー。一気に10冊ぐらい書いてくれないかな。 

 

サクリファイス

 

 

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。

 

本屋大賞はやっぱり信用できることを証明してくれた快作。

2008年の本屋大賞にて、私が大好きな『有頂天家族』を抑えて堂々の2位に輝いたのがこちらの作品。その実績は伊達ではない。

自転車レースという、日本では超マイナーな競技を扱っているのにも関わらず、これがとんでもなく面白い。

レースのスピード感そのままにサクサクと進んでいくストーリー。

練られまくったプロット。

そして書き込まれたドラマ…。

200ページちょいの長さでこの満足感は素晴らしい。

読後は自転車に乗りたくなること請け合いだし、次に自転車に乗るときに絶対に思い出しちゃうから。ぴっちりした服でも着ようかな。

 

 

超常現象 科学者たちの挑戦

 

 

これほど科学が発達した現代社会においてなお、常識では説明のできない事象は確かに存在する。超常現象──。例えばイギリスの古城に姿を現す、ハンチング帽を被った男の幽霊。前世の記憶を詳細に語る子供たち。死後の世界を垣間見た人や、C I Aにその能力を認められたユリ・ゲラー……。人類はどこまでその正体に迫ることができるか。「本物」は存在するのか。最先端の科学で徹底検証する。

 

 

これは鳥肌もの…!

天下のNHKが超常現象に真っ向から挑んだ快作なのだが、これが凄い。ちょっと想像以上すぎて、ゾワゾワしちゃったよ。

最新の科学手法を使ってイカサマの入る余地がまったくない状況で起こる不思議。それは「幽霊が出る」とか「物が勝手に動く」といったあからさまな超常現象は起きないが、確実に“ある”ことを掴む。

超能力とか幽霊とかを一切信じない人には超オススメの一冊。読んだら絶対に価値観が変わる。

ひろゆきが「幽霊を信じない人はバカ」と発言したことの元ネタは、この本かと。

 

以上、参考にされたし。