どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。
今回は私が大嫌いなタイプの人の話をしよう。きっとそんな話は読みたくないと思うが、好き放題書かせてもらう。
上司、という仕事
仕事をしているとしょっちゅうミスが起こる。人間が介在する以上、これは仕方ないことだと思っている。
私は職場で100人を超える部下を抱えているご身分なので、部下の尻拭いが基本的な業務内容となっている。部下のために頭を下げるのは日常茶飯事である。
人の上に立つ仕事をしていれば、これは多かれ少なかれご理解いただける事実だろう。
しかしながら、世の中にはいろんなタイプの上司がいる。どれだけ年齢を重ねてもゴミみたいなやつもいれば、若いのにすでに完璧な態度を見せる人もいる。ゴミから人間までできるのが上司という役割である。なんとも不思議な役職だ。
で、今回の記事で取り上げたいのはもちろんゴミの方である。
過去大好き人間
ゴミ上司の特徴として、「過去に異様に執着する」という性質がある。
例えば、部下のミスに対して、「なんでそんなことしたの!」とか「もっとこうすりゃいいじゃん!」といった物言いをするのだ。
ミスをしてしまった今となってはどうすることもできない過去に対して怒りを露わにする。 言われる部下も、自分がやってしまったミスなので大人しく怒られるしかない。人間サンドバッグ状態である。
なぜこういうゴミ上司は過去に執着するのだろうか。いつまでも過ぎたことにつらつらと文句を言うのだろうか。なんて書いてみたが、答えは分かりきっている。アホだからだ。
アホなので、変えられない過去についていつまでも話ができる。
アホなので、過ぎたことを過ぎたこととして認識できない。
思うに、過去に執着してしまう人というのは、結局のところ過去が大好きなのだ。本人がどれだけその過去に悪感情を抱こうが関係ない。人は見たいものしか見ない。
一方、優秀な上司は…
過去に固執する上司が部下をサンドバッグ状態にして遊んでいるのと時を同じくして、一方では優秀な上司が部下とこんな会話を積み重ねている。
上司「こういった結果になってしまったけど、次はどうする?」
部下「本当にすいません…」
上司「いや、過ぎたことはいいから、次を見据えよう」
部下「それは分かるんですけど、どうしても申し訳ない気持ちでいっぱいで…」
上司「そういう気持ちになるのは仕方ないと思う。だけど勘違いしてほしくないのは、謝ることと責任を取ることは違うからね」
部下「…どういうことですか?」
上司「簡単な話。謝罪しても何も変わらない。でもこの失敗を糧にして、次の対策を打ってくれれば君は成長する。そうすれば会社としては、君への投資に成功したことになる」
部下「投資…ですか」
上司「そう、企業は成長していく人材を求めているんだよ。申し訳なく思うその気持は大事だけど、それ以上に次へのステップを重要視してほしい」
自分で書きながらなんて浮ついたセリフなんだと思ってしまうが、まあこんな感じである。
思考のパターンを「前向き」「後ろ向き」なんていうが、優秀な上司はやはり前向きである。過去を振り返るときがないわけではなく、「過去は未来の糧」という認識が強く、データーの一部として見ている。そこに余計な執着や悪感情は存在しない。未来のために仕事をするし、部下を育成する。欲しいのは後悔とか謝罪ではなく、成長や希望である。優秀な人は未来を攻めているのだ。
つまらない人の特徴
仕事をする以上、生産性こそが正義だと思うのだが、私個人の感覚だと「生産性が高い人」よりも「面白い人」と仕事をする方が楽しい。
「面白い人」といるだけで、人は勝手に活気づくし、やる気も出る。
ではこの「面白さ」というのはどこから出てくるのかと言うと、やはり意識の方向による。
過去の話にこだわる人はつまらない。未来の話にワクワクしている人は面白い。
それだけの違いだと思う。みんな大好き高田純次もこんな名言を残している。
歳とってやっちゃいけないことは「説教」と「昔話」と「自慢話」
まあそういうことだ。
とにかく私が言いたいのは以下の文章に集約される。
つまらない上司、絶滅しろ。
以上。