たまには役立つ記事を書いてみる。
どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。
今回はやる気を簡単に出すための方法をご紹介。
やる気、という魔物
皆様、普段やる気に振り回されることはないだろうか。つまり、「なんとなくやる気がなくて動けない」というやつである。
成功者の本なんかを読むと、ほとんどの方が“やる気おばけ”で、そのモチベーションの高さ、というか自分とのあまりの違いに呆然とすることが多い。絶望かも。
当たり前の話だが、この“やる気”というやつには個人差があるようで、元から溢れんばかりに持ち合わせている人もいれば、快楽が伴わない限り絶対に出ない人もいる(ギャンブルのためなら早起きもできる、というような方)。
で、そんな成功者とは切っても切れないやる気を簡単に出す方法がある。
あんまりもったいぶるようなことでもないので、あっさり教えよう。
それは、
仕事をやりかけにしておくこと、
である。
以下にこの方法が効果的な理由を説明していこう。
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やる気は脳の興奮状態
まず人がやる気を出すためにはある種の興奮状態にならないといけない。エロネタを探すためなら何時間でもパソコン画面に貼り付いていられるのは良い例だろう。何が良いのかは知らんが。
脳を興奮状態にするためには理由が必要になることが多い。
それは快感だったり、目標だったり、志だったり、義務感、責任感だったりと様々なものがある。
世の成功者たちがやる気に満ち溢れているのは、このいずれかの理由によって、興奮状態に陥っているからである。
始めることで得られる“作業興奮”
その一方で理由がなくても脳を興奮状態にすることができる。
それが作業興奮である。
人は何かの作業に没頭すると、それに伴って脳の側坐核と部分が刺激され、興奮状態に陥る。これが作業興奮だ。
なんとなく始めた掃除が大掃除にまで発展してしまった、みたいな経験は誰もがあると思う。ちょっとしたキッカケで始めたことが、作業興奮によってハマってしまうのだ。
こうなればこっちのものだ。やる気満点で作業を行なうことができる。
結局の所、やる気云々というのは「やっていて気持ちがいいかどうか」という話である。
この作業興奮状態になるためには、とにかく始めてみる、動いてみることが大事である。というか、それしか必要ない。
かの堀江貴文氏も「成功するためにはどうしたらいいか?」という質問に対し、
「まずはなんでもいいから始めること」
ということを何度も言っている。ハマれば勝手にやる気は出る、と。
※参考書籍
それさえもできないクズ人間、集まれ
だがそれでも「その始めるのがめんどいんだよ。永遠に寝てたい」という人がいる。私である。
私はこうして読書中毒ブロガーとしてネットに文章を書き散らかす一方で、昼間は部下100人超を抱える中間管理職をしている。
その仕事は“過酷”の一言で、正直いつ辞めてもいいぐらいの気分で、毎日死んだような目をしながら過ごしている。
きっと私が突然自殺しても周りの人は「だろうね」としか思わないと思う。それか何も思わないかのどちらかだろう。そして死んでいる私にはどちらだろうが大差ないだろう。まあ、それぐらい消耗している。
なのでこんな片手間にやっているブログの記事執筆なんぞにやる気が出るはずもなく、いつも「あー、めんどくせえ…」とゴロゴロしてしまうことが多々ある。
とまあそんな感じのダメ人間がきっと私以外にもいると思う。
そんな人に有効なのが「仕事をやりかけにしておくこと」なのだ。
やりかけの仕事は簡単に始められる
やりかけの仕事であれば始めるとき特有のめんどくささがない。パソコンも立ち上げには時間がかかるが、一度稼働してしまえば動きは滑らかになる。これと同じことが人間にも言える。
要は、動き始めるためのエネルギーをどれだけ低減できるかなのだ。
その負荷が少なければ少ないほど、動き始めるストレスが軽減される。そして、一度作業を始めてしまえば、作業興奮によってブーストがかかる。これで無敵である。
もちろんそのためには、ひとつの作業が終わっても安心していないで、即、次の作業をしなければならない。でもそれでも、完全に作業を止めた状態から始めるよりは、遥かに簡単である。
「やりかけの仕事」をたくさん用意しておくこと、それはつまり「やる気を貯金」しているのと同じことだ。
スタートダッシュできるものがいつでも用意されている、という状況はやってみるとよく分かるが、かなりストレスが低減される。
なんならやりかけの仕事リストを眺めるだけで、若干テンションが上ってくる。
「どれから手をつけてやろうか」という楽しみが生まれるのだ。
ネタ元があります
この方法は私の大好きな作家、森博嗣が20年以上前から実践し、ブログで公開している方法である。つまりパクリだ。どうもすいません。
ちなみに森博嗣をよく知らない人に簡単に説明すると、この記事を書いている現時点で著作の発行部数は累計1500万以上。作品はドラマ化も映画化もアニメ化もマンガ化もされている。
元々は大学の助教授で、二足のわらじで小説を書いていた。現在は退職されている。
現在の執筆スタイルは1日1時間。それでも毎月1冊は本を発行しているというバケモノである。
執筆速度は時速6000文字。執筆にあたって、取材もしなければメモも取らないし、ストーリーさえも考えないそうだ。正直意味が分からない。でも彼の小説は面白い。
※関連記事
そんな怪物作家森博嗣が使っている方法である。きっと皆さんのお役にも立つことだろう。私のような無名のブロガーが「オススメ」と言ったところで誰も信用しないだろうが、こうやって誰かの威を借りれば少しは説得力が増すことはずだ。
以上。お試しあれ。