どう考えてもそう。
ローンって借金でしょ?
どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。
よく思うのだが、みんなが平気で使っているローンというものは借金ではないのだろうか。言葉でなんとなくイメージが良くなっているだけで(良いのかどうかは知らない)、誤魔化されてはいないだろうか。
言葉というのは便利なもので、言い方を変えるだけで印象まで変わる。人は理性や計算で決めなければいけないものでも、印象だけで決めてしまうことが多い。そしてそんな人が大多数だからこそ、世の中にはこんなにもCMが溢れていて、未だに政治家は選挙のたびに街中で大声を張り上げる。動かされる人がいるからだ。
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持ち家VS賃貸
家の話題になるといつも、持ち家と賃貸のどちらが得か論争が巻き起こる。そのたびに有識者と呼ばれる頭の良い方がそれぞれの意見を主張する。結局、これと言った結論は出ていない。なので持ち家か賃貸かで迷っている人は、自分が信じたい方を選ぶ。別にそれでも構わないと思う。
しかしながら、私に関して言えば絶対にローンで家を買うことはない。
借金もしない。車を買うときも現金で買えるものしか選ばない。
なぜならそれが私の身の丈だからだ。自分の持っているお金で足りないのであれば諦めればいいだけだ。自分が買えるものだけで満足すればいい。
身の丈でいい
世の中には欲しくても手に入らないものがある。だがそのほとんどが手に入れても別に人生にそこまで大きな価値を提供しなかったりする。
子供の頃に経験がないだろうか。あんなに欲しがっていたオモチャが、実際に手に入れたらすぐに魅力が無くなってしまった経験が。
何となく持っている人が羨ましい、見栄を張りたい。自分が持っていないという事実を「足りない」と感じてしまう。そして人生をかけた借金を背負う。これが自分の役目だと言い聞かせ、借金を返し続ける生活を送る。
そういう生き方を否定するつもりはないし、人はそれぞれで好きに生きればいいとは常々思っているが、私にはとても理解できない。もっと身軽でいたいし、身の丈を知っていたい。そんな自分でいたい。
空き家だらけになるけど…?
それにそもそもなのだが、これから日本の人口は減っていく。誰もが知っている少子高齢化の影響だ。日本は直に空き家だらけになるはずだ。そもそもの人口が減るのだから当たり前の話である。
なんてことを考えると、そこら中で新築の家が建ち続けていることも不思議でならないし、すぐに売れてしまうのも不思議でならない(空前の低金利とかいうイメージの良い言葉が効くのかもしれない)。ほんのちょっと先の未来の話なのだが、住宅会社の人たちはどうやって客を籠絡しているのだろうか。そこら辺の手法は参考になるかもしれない。
その決断の正体は何か
話を戻そう。
自分の持っているお金だけじゃ足りないから、借金をすることになる。借金で買った家は正確には持ち家とは言えないのではないだろうか。それは資産と呼ばないだろう。
じゃあローンで買った車はレンタカーか?借金を子供の養育費に回したらどうだろうか。離婚して子供が相手方にいるのであれば、子供もレンタルみたいなものかもしれない。ちょっと不謹慎すぎるか。
そんな話はどうでも良くて、とにかくイメージや何となくの気分で決めていいことと、そうではないことの線引きをするべきだ。悩むのであれば決めなければいい。保留することだって決断のひとつである。決め手がないということは、理由がないのと同義である。
なので、もうちょっとみんな冷静に判断してみたらどうか、と思ったりする。
まあ、勢いで決めると気持ちよくなっちゃうのも分かるのだが…。
以上。