どうも。嫌われることの多い中間管理職のひろたつです。
仕事をしていれば上司にムカつくことはいくらでもあるだろう。しかし相手は腐っても上司。感情に任せて怒りをぶつけることもできずにフラストレーションを溜めている人も多いかと思う。
というわけで、今回の記事は「嫌いな上司を撃退する方法」である。これは部下100人を抱える私が、「実際にやられたらキツイな…」というものを考えてみた。決して実際にやられた訳ではないので誤解のないように。
非常に効果の高いものばかりなので、決して悪用しないようにしていただきたい。
スポンサーリンク
無視する
口を閉ざすだけ。非常に簡単だ。簡単なのに効果が高い。費用対効果が素晴らしい方法だ。
具体的なやり方としてはこうだ。
①上司が近づいて来る。
②それに気付いたら、俯く。顔を見たくありません、という意思表示になる。
③話しかけられても黙り続ける。
④上司は困惑する。「どうしたの?」と訊いてくる。
⑤「なんでもないです」と、やっと喋ったと思ったら手がかりのカケラもない返答をする。
⑥上司、更に困惑。
こんな感じだ。沈黙に耐えられる人はこのテクニックをオススメする。無視されると人は勝手に色々想像して考えこむ。嫌いな上司の頭の中はクエスチョンマークで埋め尽くされることだろう。そうなればこっちのものだ。
面と向かって文句を言う
上司だろうがお構いなしにガツンと文句を言う。上司と直接やり合うというハードルの高さはあるものの、あなたのことを舐めている上司であればびっくりすることだろう。
具体的にはこんな感じだ。
①あなたと仕事をしたくありません
②人生をムダにしたくないので、あなたと仕事をしたくありません
③人間としては嫌いじゃないけど、仕事をしているときのあなたは大嫌いです
④勝手にやってください
⑤あなたのペットじゃないんです
⑥話長えよ
⑦口臭えよ
などなどいくらでも出てくる。ポイントとしては、短い言葉でザクッと斬りつけることだ。音量にも気をつけよう。あまり感情的になってヒステリックな感じだと逆に伝わらない。錯乱しているだけだと思われてしまう。
なのでここはしっかりと落ち着いて、あなたの言葉を嫌いな上司に「届けるんだ!」という気持ちをしっかり持って臨んでもらいたい。「伝えよう」と真剣になれば、きっとその想いは届くはずだ。
話をしっかり聞いておいて、何も活かさない
嫌われる上司に多いタイプに「話が長い」というものがある。このタイプはとてもアドバイスをしたがる。アドバイスをすることで自我を保っている節がある。
そんな上司の話をさんざん聞いた上で、仕事にまったく活かさない。なんなら言われたことと逆のことをやる。さらにそれで結果を出し、間接的に「あんたの考えは間違っている」と伝えよう。ただでさえ少ない上司の自信がさらに減ること請け合いだ。
また、仕事の指示をしっかり聞いておいて何もしない、という変速パターンもある。
上司が仕事の指示を出してきたら、それこそメモを取るぐらい真剣に話を聞く。だけど何もしない。
あなたの真剣さと結果のギャップに上司は「一体何が起こったんだ…?」と困惑することだろう。
これはなかなかの劇薬なので、用法用量は十分に守ってもらいたい。
違う上司に相談する
あなたの嫌いな上司以外の上司に何か相談する。身の上話なんかだと特に効果的だ。
違う部署でもいい。嫌いな上司を飛び越して、その直属の上司でもいい。
あなたの嫌いな上司は「俺じゃダメなんだ…」と傷つくことだろう。そして自分の人望の無さを思い知ることになる。
この方法を取ると、ボーナスポイントが付くことがある。それは嫌いな上司が「部下から信頼されていない」と評価されることだ。こうなると、名実ともに上司に傷がつく。ローリスクハイリターンの最たる例だろう。
スポンサーリンク
陰口を聞かせる
嫌いな上司は他のメンバーからも嫌われていることだろう。そこで他のメンバーにも強力してもらい、タイミングを見計らって上司に陰口を聞かせるのだ。
内容はなんでもいい。上に書いた「面と向かって文句を言う」の項目にある内容を参考にしてもらいたい。
面と向かって言われる文句は傷つくものの、相対しているのでいくらか清々しい部分がある。だが陰口というやつは人間の悪い部分をモロに見せつけられるので、ただ傷つくだけだ。非常に恐ろしい。
ここぞという所でミスをする
これはかなりの高等テクニックになる。
あなたの嫌いな上司にまずは気に入られる必要がある。どんな仕事も受け、報連相を怠らず「私はあなたを信頼しています」という態度を示し続けよう。そうすることで次第に上司もあなたを信頼するようになる。これが続くといつしかあなたに頼るようになってくる。
嫌われるような上司なのだからどうせ、「仕事を任せたらそれっきり」というタイプが多いことだろう。そんな奴らに鉄槌を下すために「ここぞ」という大事な所でミスをするのだ。資料を忘れるでもいいし、あなたの親類が死んだことにして欠勤するでもいい。とにかく、あなたに頼りきって気を抜いていた上司を突然放り出すのだ。
あなたという命綱を失った上司は窮地に立たされることだろう。とんでもない修羅場を経験することになる。
その時、上司の心の叫びはあなたにとって最高の音楽になることだろう。
冗談である
ということで、色々書きなぐってみたが以上のことは全て冗談だとここに書いておこう。冗談は言うだけで終わりにするべきで、実際にやるのはアウトだ。笑えなくなる。
嫌いだろうが上司だって人間だ。傷つくだろうし、立ち直れないことだってあるだろう。
いくら嫌いな人間がいたとしても、あなたがそんな悪魔のようなことをするとは思いたくない。頼むからみんな聖人であってくれ。
こうやって考えてみると、いかに上司が弱い存在なのかが良く分かると思う。そう、上司はあなたが考えるよりもはるかにか弱い存在なのだ。いくらでも懲らしめることができるし、立場を危うくすることができるのだ。
上司は部下がいなければ仕事にならない。それなのに部下への感謝の気持ちを忘れたり、部下を自分の駒ぐらいに思ってしまっている上司もいることだろう。
そんなやつらには痛い目を見させる必要はあるかもしれないが、傷つける必要はないのだ。
以上、健闘を祈る。