どうも、ひろたつです。
被害者になりたがる人嫌いです。人や環境のせいにする人が嫌いです。
自分から被害者になりたがる人はもっと嫌いです。
今日はそんなお話。
◯被害者になろうとする人達
100人以上に囲まれて日々、仕事をしている私。
最近、やたら目につくのが「被害者になりたがる人達」です。
何かにつけて、自分の不幸や周りの環境の劣悪さを嘆いたり、不満を並べ立てる人達です。よくもまあそんな細かいことにいちいち困っていられるもんだと、逆に感心します。
「こんな理不尽な目にあった」
「あの人のせいで」
「上の人間ってバカだよ」
「なんで私が」
あなたの周りに、こんな言葉をよく使う人はいないでしょうか?
これらは全て、自分を被害者に仕立てあげる言葉たちです。とっても素敵。
私はこうやって自分から被害者になりたがる人たちを「エセ被害者」と呼びます。
◯被害者は最強
エセ被害者達の価値観として「被害者こそ最強」というものがあります。自分で意識しているかどうかは別として。
なぜ彼らが被害者になりたがるかというと、以下のような恩恵が得られるからです。
・うまくいかない現状の言い訳になる。
・文句を言われない立場になる。(文句を言える)
・自分は可哀想だ、という伝えることで周囲から同情を誘える。(承認欲求)
説明していきましょう。
◯考えることを止める
人生には色んな問題が起こります。上手くいかないことなんてしょっちゅうです。
そんな時に、エセ被害者たちはこう考えます。
「自分は被害者であって悪いのは周り。だからこれは仕方のないことだ」
彼らはここで思考が停止してしまい解決しようとはしません。これはとってもラクチンです。何故なら頭を働かせなくて済むから。これは海の上で船の操縦を放棄して「こんなに上手く行かないのは潮の流れが悪いからだ。仕方ないな」と不貞寝するようなものです。
寝て過ごしている時間はラクチンでしょうね。ただそのまま船がどこに行くかは誰にも分かりません。本人さえも。
多くのエセ被害者たちはこのラクチンが大好きなのでしょう。
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◯被害者という鎧を身にまとう
被害者に自分を仕立てあげると途端に防御力が上がります。批判にされされることが極端に減るので、正確には回避率が上がっているのかもしれません。
とにかく世間は被害者に優しいです。泣く子にわざわざ蜂の針を刺しに行く人はいないでしょう。
それに味をしめたエセ被害者たちは、常に鎧を身につける機会を伺うのです。
「私を可哀想にできるチャンスはないだろうか」
他にもっと有意義な探しものがあるような気がしますが、それは人それぞれですからね。きっと私が面白い本を狂ったように探してるの同じようなものかもしれません。同じにしてほしくありませんけどね。
◯被害者は特別な存在
上でも書いたように世間は基本的に被害者に優しいです。その優しさをエセ被害者達は勘違いします。
すなわち「みんなに優しくしてもらえる私は特別な存在なんだ」というもの。
この圧倒的ヴェルタースオリジナル感。太刀打ちできません。
※参考動画
まあ普段から周囲の人からの評価が自分の価値基準になっていれば、そうやって優しくされたら気持ちのいいものなのかもしれませんねー。誰が何に快感を得ようと構いませんが、私には不快ですね。こういう人は。
◯被害者になると特典がいっぱい
このように、自分を被害者にすることで得られるメリットはたくさんあります。これなら被害者になりたがるのも当然ですね。
魅惑のエセ被害者の世界へあなたも行ってみませんか?