俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

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何事も最初の関門になるのは、自分の実力の位置を知ることだ

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◯実力を認めるのは恐い


どうも、ひろたつです。

最近、より一層読書にハマっています。この世には面白い本が溢れているようで、この勢いだと死ぬまで面白い本には困らなそうです。

で、今回こちらの本の中に刺激的な言葉がありました。

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

西原 理恵子 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-06-23
売り上げランキング : 2986
by ヨメレバ

 

何かをやりはじめたとき、誰もが最初にぶち当たる壁は、自分の実力を知らなきゃいけないってことだと思う。

お世辞にも絵が上手いとは言えない著者が、美術専門の予備校に通っていたとき、周りの人たちとの実力差に絶望したそうです。

これって、恐ろしく大事なことですよね。
そして大概の人が、目を背けようとする事実でもあります。

だって、自分が大したことのないやつだなんて認めたくないですからね。

◯進むのか、留まるのか


これってようは、「身の丈を知る」ってことですよね。
つまりこれ以上成長する気がない人や、自分のいる世界で戦うつもりがない人にはまったく関係のないことです。鏡だけを見て、「自分最高」と思っていればいいわけですから。

だから実は、自分の実力を知る前に決めることがあるんです。

それは「進むのか、留まるのか

一番よくないのは、知らず知らずに無意識に留まっていること。

思うに世の中のほとんどの人がそうなのではないでしょうか。現に私の周りの人たちはどう見ても、ぼんやりと毎日を過ごしています。留まっていることを意識しているとは思えません。

競争に身を置くのか、それとも現状維持にするのか。
どちらがいいとかではなく、自分の人生をどうするつもりなのか、という話。

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◯進む人だけが壁にぶつかることができる

 
そして、進むことを決心した人だけが次の関門である、「自分の実力を思い知ること」にぶつかることができるのです。

この壁は高いですよ~。大概の人がこれで挫折するって言いますからね。しかしこの壁のいい所は、耐性を作ってくれることなんですよね。挫折への。

中には挫折なんかしなくても成長できる人もいますが、私のような凡人にはそんな能力はありません。壁にぶつかって怪我をしながら成長するしかないんです。痛い思いをしてから学ぶんです。そしてそのタフさは、簡単に成長できる人には備わらないものです。雑草バンザイ。

◯踏み出した先にあるもの


この本の著者西原さんは、絵がヘタであることを十分に分かった上で、絵で生きていくことを決意。その結果、十分な成功を収めました。しかもそれは、他の誰でもない西原さんしかやらなかったようなやり方でした。

ここには強烈な教訓が含まれています。

大した武器を持っていなければ、負けることを恐れ、ついには勝負をすることに臆病になります。
しかしそれは自分の頭が限界を作っているだけで、持っている武器の使い方を知らないだけなのかもしれないんです
使い方を見つけるためには、実際に戦ってみなければいけません。もちろん、こてんぱんにやられる可能性もあります。

これをギャンブルと呼ぶのか、それとも挑戦と呼ぶのか。

それはその人次第であります。ただ言えることは、挑戦してる人の方が見てて面白いってことですね!

私も挑戦をして、自分の無力さに凹んだりしながら、まだまだもがいてみたいと思います。


では!