◯ちきりんさんにドハマりしてます
どうも、ひろたつです。
最近、ちきりんさんにハマっていまして書籍を読み漁っています。
今回読んだのがこちら。
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる | ||||
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いや~、マジでこの人頭脳明晰ですね。
私のような人間とは違うレベルにいるお方です。これだけ頭が良いと世の中がよ~く見渡せるんでしょうね。文章からその視野の広さが伝わってきます。
◯突き付けられる未来予想図
内容の紹介。
アマゾンから拝借しました。
IT化やグローバリゼーション、人生の長期化により、私たちの社会は、今、猛スピードで変化しています。これからの10年を、楽しくワクワク生き抜くためには、私たちに必要なものはいったい何なのでしょうか? 働き方はどう変化し、私たちはどのように対応すべきなのでしょう?月間200万PVを誇る人気ブロガーのちきりん氏が、これから起こりうる変化を読み解き、未来の働き方を提案します。
〈序章〉 ”働き方本”ブームが示すモノ〈第一章〉現状維持の先にある未来〈第二章〉世界を変える3つの革命的変化〈第三章〉新しい働き方を模索する若者たち〈第四章〉「ふたつの人生を生きる」〈第五章〉求められる発想の転換〈終章〉 オリジナル人生を設計するために
まず読んだ感想としては「ごもっとも」。
ちきりんさんの言葉は大概がそうなんですけど、鋭い分析と考察から導き出される結論やアイデアはかなりの切れ味で私たちを説得してきます。これが気持ちいいやら恐いやらで…。
世の中には色んなニュースが溢れています。それらひとつひとつに対して「ヤバいね」と思うことはあっても、少し時間が経てば忘れ去るものです。実生活に必要ないことが多いですからね、そういう情報は。現実味が足らないんですよね。
ちきりんさんの手にかかるとそれらのニュースは情報は「明確な未来」を導き出すための材料になります。そして私たちに突き付けてきます。「世の中はこうやって変わっていくけど、何も考えなくいいの?」と。
彼女の描く未来予想図は重く暗いものでもありますが、それと同時に私たちの課題を明確にする示唆が含まれていて、引き締まる思いがしました。
◯お金はいくらあっても足らない
ちきりんさんのような明晰な頭脳を持っていないくとも、彼女の予想図は単純明快なので誰にでも受け入れられるものです。
簡単にまとめるとこんな感じ。
”寿命100歳が普通になったらあなたは70過ぎまで働くことになるけど、それまで今の仕事続ける?”
う~ん。刺さりますなぁ。
私なんかが正にそうですが、お金のために仕事をしているので、いわば首に鎖をつけられている状態なんですよね。そうなると、「余計なことは考えずに、今の会社にしがみつく」ことばかりに目が行きそうになるのですが、これがあと30年、40年と続くとするならば、こんなにも生きがいのない人生はないですよね。我ながらクソみたいな人生ですね。わっはっは。
本書の中でちきりんさんが語るとおり、寿命100歳社会になればどれだけ貯蓄があってもまったく足りません。
毎月の生活費が20万とするならば、70年で定年退職すると100歳までの30年間で7200万もの貯蓄が必要になります。そんな大金を用意できる人なんて限られていますからね。もちろん私も絶対にムリです。臓器を売ってもダメでしょう。
そう考えると、老後の貯蓄のために仕事を続ける、という選択はかなり意味がないものと分かります。この事実だけでも私は目からウロコでした。
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◯…生き方見直すか
という訳ですぐに影響を受けてします私はすぐに自分の生き方を疑い始めました。
そこでまず手始めに奥さんに相談です。
私「俺、今の会社辞めようと思うんだけど」
奥さん「え?いつ?」
私「すぐに」
奥さん「バカじゃないの」
会話終了。
私が生き方を変えられるのは当分先になりそうですが、読んだら間違いなく影響を受けてしまう良書です。
自分の生き方を見直すと簡単に言っても、どう見直せばいいのか分かる人は少ないでしょう。その手助けをちきりんさんがしてくれますよ。
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる | ||||
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