TABILABOでいい記事があったのでインスパイア記事です。
良い一年にするために覚えておきたい「88のリスト」
すごいですね。すべての言葉にひとつ記事が書けそうな気がします。
その中でも特に私の心を捉えて離さなかったこの言葉を今回の記事のテーマにしたいと思います。
”偉大なリーダーは周囲によって作られる”
◯この言葉にある目線
この言葉はふたつの目線から考えることができますね。
1.リーダー
2.群衆
私は仕事柄、部下をたくさん抱えているのでどちらかというとリーダー側の目線でこの言葉を考えてしまいます。
◯リーダーは基本的に偉大じゃない
自分自身がそうなのですが、そもそもリーダーが偉大な場合ってのはそうそうないです。大抵が普通の人間で長所短所があります。そして短所ばかりが下の人間からクローズアップされるものです。悲しい。
ですがこれは当たり前の話で、人が集まって何かをしようとしたら誰かしら音頭を取る役割が必要になるもんです。そんな簡単に人が集まるところに偉大な人間がちょうど良く現れるわけがありません。
っていうか偉大な人間って誰?ガンジー?エジソン?どこにもいませんから。
スポンサーリンク
◯人はウィークポイントが大好き
群衆は人の欠点が大好きです。特に上に立つ人間の悪口は、ディズニーなんかよりももっと身近にある最高のエンターテイメントです。
なので群衆は基本的に批判が主な活動になりがちです。「あれがイヤ」「これがダメ」と言っては笑い合います。
こんな中に偉大なリーダーは存在しないでしょう。よほどの素質がないかぎり、一緒に腐って終わりです。これがまさに”偉大なリーダーは群衆によって作られる”というものでしょう。そしてまた逆もしかり。
◯空気を作るのはどちらか?
こういう状況は職場でよく見かけます。学校なんかもそうじゃないでしょうか。学級崩壊なんて言葉が生まれて久しいですが、崩壊したクラスの教師は総じて偉大ではないでしょう。そして生徒達もまた偉大ではありません。
これは非常に難しい問題で、例えるなら「卵が先か、鶏が先か」と似たジレンマを抱えています。
偉大、崇高とも言い換えられますが、その空気を作り出すのはリーダーであり、群衆なのです。
もしあなたの職場に偉大なリーダーがいないのであれば、きっとあなたが偉大じゃないのが原因ですよ。