あなたの人生、限られてますけど?
職場に不満だらけの部下
年末が近付き、私の職場は死にそうなほど忙しくなってきました。
忙しくなると当然、いろいろと手違いやミスが多くなり余計な仕事が発生してさらに新しいミスの赤ちゃんが産声を上げてくるような状況です。それはもう産婆さんも過労死するレベルですよ。おんぎゃぁ。
時代の流れなのか、30代になったせいなのか年々仕事がきつくなってきています。それでも歯を食いしばって毎日を過ごしているのですが、部下たちの元気が無くなってきていたり、不満を口にしているのが気にかかる今日この頃。
いや、でも元気が無いのであれば励ましたり、その日だけ早く帰らせてあげたりすれば対処できるのですが、不満たらたらの人間は手に負えないと思ってしまうダメ上司が私です。
いち早く被害者になろうとする
みんなが忙しく、予定通りに仕事が終わることなんて皆無です。そんな状況で、何かトラブルがあると不満たらたらの子はこう言います。
「なんなの!?」
「マジで!?」
「もうやだ!」
これらのセリフがどれだけ身勝手なものか分かっていないようで…。
というのも、会社からお金を受け取っている以上、私たちは社畜なわけで。会社が私たちにお金を払えるように仕事をしなければなりません。だからどんな問題やミスがあろうとも、「じゃあどうするか?」が最初に来なければなりません。それが無理であれば「ここまではできる」と考えなければいけません。
しかし、上のセリフは完全に被害者の言葉です。裏には大量の自己愛が透けて見えてきます。
こういった感じで。
「マジで!?」(私は悪くないのに!)
なんか全部女の子になっちゃいましたね。別に男でも良かったのですが…。
きっと彼女は意識していないでしょう。自分を被害者に仕立てあげていることを。上司の私がたしなめてあげるべき所かもしれませんが、正直、今は相手にできるほどの余裕がありませんし、被害者意識たっぷりの人間を相手にするのが大嫌いという私の性格も相まって放置しています。ダメ上司見参!!
スポンサーリンク
ブラックか、ホワイトか
「うちの会社ってブラックだよね~」
そんな声もよく聞きます。もう流行語みたいになっている節があるので、みんな使いたいんでしょうね。
一応、部署の責任者である私としては部下は一人でも多くいて欲しいのですが、ダメ上司なので「辞めたいなら辞めれば?」というのが本音です。
⇒参考 本音と建前に苦しめられた実体験。部下を持つ人間は心まで上司じゃないと務まらない。
で、みんな自分の会社ブラックかどうかを気にしていますが、そんなの関係ないんですよね。さきほど書いた被害者意識たっぷりの子もそうですけど、嫌なら辞める、続けるなら自分を納得させる、この2つだけです。それ以外は健全じゃありません。だってそうでしょ?「この子は嫌々ながらも仕事を続けようとしてくれているから、ちょっと業務を軽くしよう」とか「こいつは仕事大好き人間だからガンガン仕事を振ろう!」とかおかしいですし、そんな細々した采配めんどくせえですから。
「会社がブラックだから私はこんな思いをしている」
これは言い訳ですよ。自分の人間性に責任を持ちましょう。
「私はこの仕事や会社が嫌いだからこんな思いをしているんだ。私はこういう人間なんだ」
死ぬことを考えましょう
とりあえずみんなもっと死ぬことを考えたほうがいいですよ。
明日死ぬかも。
来週死ぬかも。
来年死ぬかも。
そんな風に考えれば、もっと仕事に対して「真剣になろう」と思えるかしれないし、「くだらねぇ」とすっぱり辞められるかもしれません。人生は有限なんです。だからこそ自分の納得できるように生きるのが一番ですし、私は上司だからといって、苦手な部下の対応はしないんです。自分の人生をくだらないやつに使いたくないんです。
以前も書きましたが、人間の感情ってのは排泄物みたいなもんです。何を食べてどんなものが出てくるのかなんて人それぞれなんです。
だから自分の感情には責任を持ちましょう。それは誰のせいでもないあなたのウンコであり、ウンコを出すことは別に悪いことではないことを理解しましょう。ただし、ウンコはトイレでね。
こんなこと本人に言ったら怒り狂うでしょうから、絶対に言いませんけど。