けっこうなロングインタビューです。読み応えがあるのでファンには嬉しい内容でした。
【インタビュー】WANIMA、新作EPに「“始まりか終わりか、決めるのは君だ”ということを」
記事の主な内容をまとめると、
・松本健太は専門用語を分かっていない。
・今回のEPは新しい曲と古い曲が両方入っている。
・バランスが取れていないんじゃないかと不安になった。
・歌詞を書くときはクサくならないようにしている。
・ありのままを見せるようにしている。
・『TRACE』のPVは正真正銘の実写。吐くほど撮影はキツかった。
・プロのミュージシャンを見ると「すげえな」と思う。がむしゃらだけじゃ通用しない部分もある。
他にも余計な話がたくさんありますが、主要な所はこんなもんでしょう。
やはり魅力は”そのまま”であること
これは以前から言っていることですが、魅力の正体は人間らしさ(不完全さ)なんですね。だから基本的には全てはそのままでいいはずです。そのままが魅力になるんです。みんなそれだと恥ずかしかったり物足りなかったりして、着飾ってしまうんですけどね。
今、書いてて思ったのですが、マン・ウィズ・ア・ミッションのように被り物をすることでかえって自分達の芯が直に伝わってくるのは面白い現象ですね。
キャラクターで勝負していると勘違いしている方も多いのではないでしょうか?それはただ入り口の裾野を広げただけで、彼らの魅力は音楽性と、音楽に対する姿勢そのものです。
WANIMAに話を戻しますが、彼らも自分達のままをあえて意識しているようです。売れていく過程の中で背伸びをしたくなったり、着飾ったりしたくなる欲求もあるでしょうがそれでは魅力を失ってしまいます。それを分かってくれているようなので安心しました。
アーティストのインタビューは儲からない
これだけ情報過多な時代なので、人の好みなんて星の数ほどあります。なので特定のアーティストにインタビューをするなんて物好きもいいところと言うか、かなり割に合わない仕事だと思います。それこそミスチルとかサザン、今ならゲスの極み乙女なんて所に手を出した方が確実にページビュー数を稼げますからね。すでに流行っていたり、認知されているものを取り扱うのは簡単です。
それでもこうやって攻めてくれる所があるお陰で、私のような新しいバンドに飢えている人間には最高の記事でした。なんかWANIMAを応援していたのが報われたようで嬉しいです。
来月初めにはアルバムを発売するWANIMA。皆さんもぜひ聴いてみてください!
『1106』が収録されているのはこちら。
そして今回の記事で取り上げられているEPがこちら。
最後に1stフルアルバムがこれじゃーい。