どうも。
このたび、みんなが熱中し、落胆した、あの名作マンガ『GANTZ』がフル3DCGアニメとして映画化することになった。
ファンとしては嬉しい限りである。
私は基本的に実写映画化が好きではない。例えそれが新規顧客を囲うための手段だとしてもだ。
まあそこまで目くじらを立てるようなものでもないが。
さて、映画化にあたって主題歌が決まった訳だがこれがまたなかなかいい攻めっぷりで感心してしまった。
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グロ映像
※血液とかが苦手な人は見ないようにしてください!
ドレスコーズ「人間ビデオ」MUSIC VIDEO (フル3DCGアニメ映画「GANTZ:O」主題歌)
これがMVなのだが、まあグロい。
別にそこまで直接的なものが映っているわけではないがなぜだか気持ち悪い。
しかしGANTZの原作ファンであれば、これぐらい大したことないだろう。むしろ挨拶程度かもしれない。
一応、検閲版も公開されていたので貼っておこう。
原作ファンのみに焦点を当ててる
実写映画化で大事なのは何と言っても新規顧客の開拓に他ならない。
ジャニーズを起用したあたり大人たちの思惑を感じぜずにはいられないだろう。
しかし今回の映画は完全アニメ。原作の雰囲気をそのまま、いや、むしろスケールアップする可能性すらある。
そんな作品なので、わざわざ主題歌に「ありきたり」なアーティストを使う必要もなかったのだろう。大衆に媚びる必要がなかった。
ドレスコーズなんていう“キワモノ”こそが適任である。
大体にして原作の累計売上が2000万部を越えているのだから、これ以上裾野を広げるのは難しかっただろう。
連載も終わってるし「ここいらでちょっと」という感じで、原作ファンから金を巻き上げようとしているようだ。
別に責めてはいない。健全な経済活動だと思う。
ドレスコーズの変態性
ドレスコーズの楽曲『人間ビデオ』に関して言えば「かっこいい」の一言だ。
GANTZの映像と合わせると最高にたぎってくる。
こんなのがネットやテレビCMでバンバン流されるのだから、映画がヒットするのは間違いないだろう。
それでなくても最近は『シンゴジラ』『君の名は。』と連続で世間を賑わす映画作品が続いており、みんなの映画熱が上がっている。GANTZを観に行く人もかなりの数になるだろう。
そんなヒット間違いなし映画の主題歌だというのにMVがこれである。
血ぃ吐いてる。
弱ってんのか。
弱ってる場合じゃないだろ。
もうちょっと売れようとしても良かったんじゃないだろうか。
もっとバンドがガシャガシャやっているところを、下から見上げるように映しておけば、勝手に売れたんじゃないだろうか。
※イメージ映像
これを商売っ気がないと言うのか、「作品性」を追求しているアーティスティックと言うべきなのか私には分からないので、とりあえず「変態」としておこうと思う。
いいよ変態は。突き抜けてるからね。
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対談もしてる
『人間ビデオ』のMVだけ見るとただの変な人かと思ってしまうが、奥浩哉との対談を見る限りはまともな人みたいである。そしてイケメン。
映画「GANTZ:O」 奥浩哉 × 志磨遼平(ドレスコーズ) SPECIAL対談【SPACE SHOWER NEWS】
奥浩哉って顔出ししてなかったっけ?
そもそも何者?
ドレスコーズなんて全然知らなかったが、毛皮のマリーズの人だったのか。まあそっちもあんまり知らないんだがな。志磨遼平って随分とかっこいい名前だ。
ただ何となく「音楽通の人が評価してるっぽいバンド」というイメージぐらいはあった。
こちらが毛皮のマリーズの代表曲『ビューティフル』
うん、まあ内股だよね。気になるのは。
爆発するか
売れるためのお膳立ては十分されているが、いかんせん本人に商売っ気がないので爆発的に売れるかどうかは疑問である。
しかしこうやって今までまったく知らなかった私でさえ興味が絶えない。
志磨遼平という人物は話題に上るだけのスター性を持っている気がしてならない。
なんというか、彼には華がある。
キワモノで終わるのか、それとも一気に駆け上がっていくのか。
楽しみにしておこう。
以上。