俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

SMAPに依存するファンの残虐性について

f:id:summer39191628:20160815192246j:plain

 

どうも。

皆さんご存知の通り、超人気アイドルグループのSMAPが年内の活動をもって解散することが決まった。

それに伴いこんなニュースが。

headlines.yahoo.co.jp

これを見たときに、何とも言えない不快感があり、その正体に迫ったのが今回の記事である。

 

スポンサーリンク
 

 

アーティストとはファンを作ること

アーティストというとみんな何かしらの表現をする人だと考えがちだが、実際は違う。表現はあくまでも手段のひとつであり、その実態は「ファンを作ること」を生業としている人たちである。

SMAPも当然同じで、ファンを作るために彼らは歌を歌い、ダンスし、番組に出演したり、俳優業を行なったりする。観客を夢中にさせることが彼らの仕事だと言っていい。

ポイントは夢中にさせることである。興味があるだけではファンではなく、夢中にさせる、つまりお金を落としてくれるぐらい好きになってもらわなければならない。

イメージはこんな感じ。

f:id:summer39191628:20160815184109p:plain

いくら好きになってもらっても、お金を落としてくれなければ、活動することはできない。もっと言えば、お金がないとファンの人たちのためにコンサートを行なったりすることもできないので、お金を集めることはアーティストの為だけではなく、ファンの為でもあるわけだ。

『SMAP』という商品

つまり『SMAP』というのは、あくまでもお金を集めるための手段であり、ファンに提供することで対価を得る商品やサービスのことなのだ。そしてSMAPは『SMAP』を売り続けることで、活動資金を得て、自分たちの生活費を稼ぎ、さらなる『SMAP』を売り出すわけだ。これでSMAPも幸せ、お客さんも幸せ、というわけだ。

これが問題だったのかもしれない。

あまりにも当たり前に売り続けられる『SMAP』。テレビを見ればタダで提供されており、それも当たり前になっている。

提供されることが当たり前になっていることに加え、彼らは人を魅了する事のプロである。

この結果何が起こったかと言うと、ファンが『SMAP』に依存してしまったのだ。まあ依存している当の本人たちにそんな意識はないだろうがな。 

f:id:summer39191628:20160815184058p:plain

今回、「購買運動」をしているのは一番上の「いないと困る」という『SMAP』に依存しまくりの人たちだろう。もしくは、「SMAPを応援しちゃう私素敵!」という自己愛の強いやつでだろう。どちらにしろアレな人たちだ。

製造元が限界と申しております 

今回、SMAPの5人は「解散」することを決意した。公に発表したということはその裏に並々ならぬ決意があったことは想像に難くない。と、私は思っていたのだが世間の多くの方はどうやら違ったらしい。

SMAPが解散という選択肢を選んだということをもう少し考えてもらいたい。休止でもなく、一部メンバーの脱退でもなく、「解散」。

これはつまり、もう『SMAP』という商品を作ることができないと言っているのと同じことなのだ。

何が理由でできないのかは分からないが、とにかく『SMAP』を作るために必要な何かが圧倒的に足りなくなってしまったのだろう。

f:id:summer39191628:20160815201854j:plain

それなのに依存度が高いファンは、自分の快楽が優先になっている(貰えることが当たり前になっている)から盲目的だ。SMAPの気持ちを考えることはしない。

彼らはいいことしているつもりで、「購買運動」なんてことをしているが、これは死ぬ寸前で「もう無理です…」と倒れている人の耳元で「ガンバレー!ガンバレー!」と応援しているのと同じである。

応援している本人はキラキラした笑顔を浮かべ「SMAPのために行動している私、輝いてる…!」と思っているだろうが、応援されているSMAPがどれだけ憔悴しているのか分からないのだろうか?松岡修造だってさすがにそんなことはしないだろう。

こういうのを残虐と呼ぶんじゃないのか?

 

スポンサーリンク
 

 

SMAPをバカにしすぎ 

彼らは25年にも長きに渡って、エンタメ界の第一線で活躍してきた、本物のアーティストである。そのプロ意識は我々のような一般人とはかけ離れたもののはずだ。

今回の「解散騒動」に対して、「応援すれば覆るはずだ!」と思っている人たちは、SMAPのことを舐めすぎ、というかバカにしすぎである。

彼らは分かっているはずだ。

その職業柄、自分たちに魅了され、ときには依存の領域にまで行ってしまうファンがいることを。自分たちが解散することで、どれだけの人が悲しみ、傷つき、喪失感を味わうかを。

今までの彼らであれば、そんなファンの想いがブレーキになって踏みとどまれていた。だけど今回はそうじゃなかった。活動休止でもなく、脱退でもなく、「解散」。

彼らがその決断を下すのにどれだけ苦悩したか、少しぐらいは思いを馳せてみたらどうだ。人間には他人の気持ちを考える機能が備わっているんだから。

依存しきっている人はそんな機能、とうの昔に失っているかもしれんが。

信頼しているのならば…

苦しんだ末に答えを出したにも関わらず、「購買運動」でエールを送る行為は、どれだけ彼らをさらに苦しめることになるのか分からないのか。

そのエールは本当にSMAPのためのエールなのか?

ただ単に自分が今まで通り『SMAP』という商品が欲しいだけ、『SMAP』というサービスを受け続けたいだけなんじゃないか?

大体にして「応援すれば何とかなる」というのは、SMAP達が「応援を欲しがっている」または「応援を必要としている」と考えているってことだろ?SMAPはそんな構ってちゃんじゃないから。

あなた達が大好きなSMAPの5人が出した結論が「解散」なのだ。

それなのにいつまでも応援しているのは、SMAPの5人を否定してるのと同じだ。

彼らのことを本当に愛し、信頼しているのであれば、自分の感情はどうあれ、彼らの判断を受け入れる(認める)べきだし、それができないのは結局の所、自分の快楽しか考えていないってことだ。

 

私が言いたいことはそれだけである。

誰が何を買おうと自由だし、誰を応援しようが知ったことではない。誰だって特別なオンリーワンだ。好きにしたらいい。

大体にして私はそもそもSMAPのファンでもないのだが、あまりにも惨たらしいのでこうやって記事にしたためた次第である。

 

以上。

 


スポンサーリンク