俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

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見下されて腹を立てるのは、自分を高いと評価しているから

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どうも。ポンコツブロガーのひろたつです。寝ているとき幼児に見下されると、けっこう恐怖を感じます。

  

見下される人々

他人を見下すような人は人間的な位が低いはずだ。他人を尊重し、敬う気持ちに欠けているからだ。また相手の良さを見つけることができない、というこれまた能力の低い人にありがちな特長を備えている。

その一方で、見下されたことで腹を立てる人は多い。
よくネットで「上から目線だ」などと怒っている意見を目にする。

少し考えてほしいのは、なぜあなたは上から目線で話されると、腹を立ててしまうのかということである。不快に思う、と言い換えてもかまわない。

上から目線だと感じているということは、自分を下に見られていると認識しているわけだ。そしてそれに対して怒りを感じてしまうのは、上から目線の人よりも自分が高い、もしくは同等と評価しているからだろう。

何をもって上だとか下だとか判断しているのか定かではないが、とにかく腹を立ててしまう人たちは、人間には位が存在し、位によって態度を変えるべきであると考えているわけだ。カースト制度かな?

 

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礼節を重んじろってこと?

もしかしたら、どんなときでも人は他人に対して敬語で接するべきだ、という非常に古風な考えを持っている人なのかもしれない。そして自らがそれを率先していて、啓蒙活動の一環として無礼な話し方をする人に対して腹を立てているパフォーマンスをしてたりするのかも。素晴らしい活動なので、ぜひとも誰もいないところでやってほしいと思う。

敬語は確かに大事かもしれないが、現状を見ているとその概念もだいぶ壊れ始めているように感じられる。「この人ならタメ口でもOK」なんてのはよくある話だ。みんなローラ大好きだし。

 


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敬語の重さなんてあってないようなもん

確かに私自身も両親の教育が良かったせいか、目上、目下に関わらずできるだけ敬語を使うようにしているし、部下がタメ口を使ってくるとかなり不愉快になる。

だが、それでも仕方ないと理解している。敬語の重さは人によって違うからだ。

それこそ、私のように敬語が重要だと教えられてきた人間からすれば、非常に重要なものである。

だが、もっと育ちの悪い、それこそジャングルみたいな所でお育ちあそばれた方であれば、敬語なんてクソほどの価値も持たないだろう。そんなもんである。

 

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腹を立てるのは、そういう価値観を持ち出すから

他人がどんな態度を取ろうとその人の自由である。そして受け手がどんな印象を持とうと自由だ。それは間違いない。できているかどうかは別として、今のところ世界はそういう方向に進もうとしている。

それはそれとしても、わざわざ自分の格を上だとか下だとかいう、前時代的な発想は必要ないはずだ。誰もが自由であり、格に左右されるような不自由さは排除されるべきである。たまに格下でありたいという性癖の方も見受けられるが、それはそれで素晴らしい変態性なのでそのままでいて欲しい。

 

相手を上に見る必要もなければ、見下さなくていいし、自分を高く見積もる必要もないし、卑下しなくてもいい。もちろん逆もまた然りではある。
どう捉えようと自由だが、あえて自分が不快になるようなモノサシを持つ必要はないだろう。


どこから目線だろうが、自分にとって価値ある意見だと思えば取り入れればいいし、必要なければスルーするだけである。みんな色んなことにかまいすぎである。


さて、この文章は上から目線だろうか。


以上。