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音楽と料理の共通点。メタファーを多く含むものが普遍的な存在になる。

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部活に明け暮れた3年間

私は高校時代に強豪と言われる学校で3年間吹奏楽をやっていました。

いわゆる体育会系の部活でして毎日の練習はもちろんで、朝練もありましたし休みなんてのは正月の三が日と夏休みの最後の日8/31だけでした。8/31が休みだったのは、宿題を絶対に溜め込んでいるであろうバカな部員たちの悪あがきのためでした。

まあ私はそれでも宿題はやりませんでしたけどね…。未だに提出してません。

それぐらい熱中してやりこんだ音楽なので、いろいろと知識がついたのもありますし、感覚的に身についた部分もあります。この時の経験がブログの音楽記事につながっています。 


音楽と料理

音楽に浸る時間を長く続けていると、何事でもそうですが全てのことを音楽で例えようとしだします。
特に私は高校を卒業後、食品製造会社に就職したので料理と音楽について考えることが多いです。

そして考えれば考えるほど料理と音楽には共通点が多くあり、「これは面白い!」と感じたので紹介したいと思います。

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ずらずらと

・レシピ、楽譜といったマニュアルが存在し、それ通りにやれば誰にでもできる。

・だけど上手い人がやるとめちゃくちゃハイレベルになる。

・素材(楽器、食材)で出来ている。

・素材の使い方は自由。

・生まれた国や地域によって独自のものがある。

・でも組み合わせることが可能。

・ブームがある。

・そのせいで思い出と常にリンクしている。

・奥が深くて、突き詰めると誰にも素人にはとても分からない世界が広がっている。

・それなのにカラオケやインスタントラーメンに代表されるように、素人でも簡単に楽しめる仕組みもある。

・人によって好き嫌いがある。

・なのに歳を取るごとに好き嫌いが変化してくる。全然好きじゃなかったものが突然好きになったりする。

・ハイレベルなものを求めるけど、意外と自分で作った拙いものでも楽しめる。

・みんなでやると楽しい。

・そして人生に必要である。


メタファーの多さ

料理にしても音楽にしても例えに使われることが多々あります。
今回は両方を掛けあわせてみましたけど、他の分野でも通用するでしょうね。

両方共長い歴史の中でさまざまな研究が繰り返されてきたので、それだけ多くのメタファーを含んでいるのでしょう。

メタファーが多く含まれているものほど普遍的な存在になる、もしくは普遍的な存在にはメタファーが多く含まれている。

村上春樹が海辺のカフカで書いていましたが、「世の中はメタファーで出来ている」そうですからそれだけ人はメタファーに引き寄せられるのでしょう。
なにか普遍的なものを作りたい、または普遍的なものに少しでも近づきたいという人は参考になるかもしれませんね。